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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

鈴音

おはよう!ママンパパン

愛しのママン

おはよう!久しぶりの出番ね!

おしゃべりパパン

本当だな!

鈴音

メタいって

愛しのママン

そういえば、宿題やってるの?

鈴音

‪( ˙꒳​˙ ;)ナ、ナンノコトカナァ……?

おしゃべりパパン

こーら、生徒会だろう?

鈴音

うー、嫌いだ

美夜

にゃー?

鈴音

美夜〜!私の代わりに勉強して!

美夜

シャー!

鈴音

美夜も嫌かー!

おしゃべりパパン

美夜、チュー〇食べるか?

美夜

みゃあん

鈴音

なんて可愛いんだ!

愛しのママン

そろそろ学校行きなさい?

鈴音

いってきまーす

鈴音

教室〜までの道が〜人邪魔ー

先生

なに歌ってるんだよ

鈴音

うわ!先生なんでここに?

先生

寝てたら遅れたんだよ

鈴音

相変わらず…

先生

そうだ、昨日、葵のこと助けてくれたろ?あの後葵の父親から謝礼金が来てよ生徒会の鈴音に是非貰って欲しいって来てよ

鈴音

えー!断ってください!

先生

断ったよ!さすがにあんな大金こえーわ

鈴音

良かった

鈴音

おはよう

陽菜

おはよう!

黒絵

おはー

美彩

おはよ

愛羅

おはようぅ♡

席に座った

鈴音

今日は来ないのか

すると扉が勢いよく開いた

ゼェゼェ、おはよう!鈴音!

鈴音

え、おはよう、走ってきたの?

うん!鈴音に言いたいことがあって!

鈴音

な、なに?

俺の事助けてくれてありがとう!
ヤクザの息子なのにカタギのお前に守られた、情けない…

でも、こんな俺のために助けてくれて本当にありがとう!親父に金を渡すよう言ったんだけど、なんで断ったの?

鈴音

普通にありがとうって言葉だけでいいしお金とかいらないから

え、なんで!?

鈴音

うち、超がつくほど金持ちなのだからいらない

そうか、わかった!

鈴音

ねぇ、2人来てないけどなんで?

あー、1人はちょっと色々あって
もう1人は危険というか、ね?

鈴音

そう

先生

みんなー席ついて、朝の会するぞ

すると扉が開く そこには不思議な人がいた 目には包帯を巻いていて 頭には光る輪っかに白い翼 更には蝶々がいる

優志

すいません、遅れました

先生

おぉ、久しぶり座れ

あいつは昨日俺の傷を直してくれた優志だ、詳し事は本人に聞け

鈴音

あ、だから傷が

先生

ーーーーーー
って事で話終わりだ!
1校時の準備しとけよ

すると優志が近ずいてきた

優志

やぁ、葵
傷、治ったみたいだね

お陰様で、ありがとうよ

優志

うん、初めまして、僕は優志(ゆうし)
天野 優志だ、天使だよ
保険委員で医者を目指してる
怪我したらよろしくね

鈴音

神楽 鈴音です!よろしく!

優志

神楽…フフ
君とは、仲良くなれそうだ

鈴音

そう?ところで包帯はなんで巻いてるの?

あ、それは…

優志

…いいよ、君には教えてあげる

優志

僕、目が良すぎでね、見たくないものまで見えてしまうんだよ、だからそれをカバーしてる
五〇悟みたいなもんだよ!

鈴音

おう、分かりやすい説明ありがとう

鈴音

そっかー、大変だね

優志

フフまぁね

鈴音

ん?天使が生徒で悪魔が教師?
複雑だな

優志

そうかな?僕は興味がないからどうでもいいんだけどね

鈴音

そうなんだ!

優志

君、鈴音だっけ?連絡先教えてよ

あ、ずりーぞ!俺も!

鈴音

はいはいw

陽菜

優志、来れなかったのは家庭?

優志

うん、ごめんね

陽菜

別にいいわ!それより私の鈴音返して貰っていい?

はぁ?俺のだし!

陽菜

なんですって!?

鈴音

こらこら、喧嘩しないで?

陽菜

…鈴音が言うなら

仕方ねーな

優志

あははw

鈴音

(優志か、いい子だな)

鈴音

ってことが今日あって

樹月

優志くんねぇ
確かにいい子なんだけど…

鈴音

どうかしました?

樹月

んーん、闇は人それぞれなんよ

樹月

特にあの子は、深い闇がある
鈴音ちゃん、いつか助けてあげてね

鈴音

分かりました?

樹月

(堕天使になってしまう前に…ね)

鈴音

てゆうか、彼、問題児にしてはいい子ですよね?

樹月

それ、鈴音ちゃんがいう?

鈴音

え?

先生

おい!風紀委員!少し来てくれ!

樹月

なんよ?

鈴音

どうしました?

先生

優志が怪我だらけで瀕死なんだ!

鈴音

え!?どうして彼が?
天使だし、治るんじゃ

先生

刺されてんだよ!しかもかなりの出血量で

先生

いいから早く!

保健室でなんとか収まったようだ

樹月

俺らが来た意味…

鈴音

刺した犯人を探すんでしょう

樹月

こういうのは3年に聞いた方が早い
情報しってるし、俺聞いてくるからそばにいてあげて?

鈴音

分かりました

みんな外で話しているようだ

鈴音

…優志、大丈夫?

優志

…あ、鈴音か、うん大丈夫だよ

鈴音

かなり出血してたんでしょ?

優志

僕、天使だから
でも刺した奴は分からなかったな

鈴音

心当たりは?

優志

…さぁ、いちいち覚えてない
天使の血を飲めば寿命が伸びるとか言ってたし頭おかしいよ

鈴音

えー、人魚伝説じゃん!
てか、今どきそんな事言うなんてよっぽど時代遅れだよ

優志

時代遅れ…?

鈴音

てゆーか!自分の為に人を傷つけるなんて最低

優志

…そうだよね

優志

フフフ、その通りだよ、鈴音!

ガシッ 私の両肩を掴んだ

鈴音

ちょ、ちょっと

優志

身勝手なやつなんか、最低だ!
死んで当然だろ?(低音)

鈴音

そこまで言ってない

優志

いーや、あんな身勝手で傷つけるような奴は死んで当然なんだよ!
鈴音、君もそう思うでしょ?

優志

僕はそう思うよ、どうしてあんな奴らの為にこっちが我慢しないといけない?
こんなの理不尽だよ!天使は誰にでも優しくないといけない

優志

そんなのは嫌だ、僕だって、僕だって生きてるんだ!人形じゃないのに!

優志

ねえ、鈴音?君はどうする?
あんな奴らいっそ殺しちゃう?

優志

フフフ、フフ、一緒に殺ろうよ!

黒くて禍々しい気配がしたがそんなものはとりあえず無視

鈴音

馬鹿じゃない?

優志

え?

鈴音

いや、あんたも同じじゃん!
自分の身勝手な理由で殺そうとするなんて最低だよ!

優志

僕は、ちゃんと理由があって

鈴音

だから、その理由が馬鹿みたいなの!

鈴音

結局、そっちも身勝手じゃん

鈴音

馬鹿!大馬鹿野郎!!

優志

お、おおばか?

鈴音

確かにあんたは沢山我慢して疲れてるかもしれない!

鈴音

でも、その疲れたを誰かに吐け!

優志

…プッw
あははw

鈴音

え、なんで笑ってるの?

優志

僕に、大馬鹿ってw
君は恐れを知らないんだねw

優志

あははw

そう言って笑った彼の気配は明るく輝いていた

優志

そうだね、僕も身勝手だ、こんな考え二度としないよ

鈴音

うん、また考えたら怒るから

優志

はーいw

優志

(葵が惚れるのも分かる、恐れ知らずで怖気ない、僕に対しても真正面から向き合ってくれる、そんな人は今までいなかったな)

鈴音

あ!樹月先輩!
犯人分かりましたか?

樹月

うん、1年3組の子やった
前からアタオカで危険視されてたけど今回の事があって厳重注意になった

樹月

優志、どんまいw

優志

一つも哀れんでませんよ?

鈴音

こういう人だから

陽太

やれやれだよ

優志

自然に、会話入ってる

陽太

結局、生徒会長の僕が決めないとだからね優志、どうしたい?

優志

…正直、殺してしまいたい

鈴音

…!

優志

けど、それは身勝手だ

優志

僕は天使だからね、そんな汚い心は捨てるよ

優志

退学で♪

鈴音

天使とは

陽太

あははwそうか、よし!
退学処分にしようか、じゃあ僕は手続きとかお父さ…理事長に話さないとね

鈴音

じゃあ私は教室に

優志

僕も治ったし一緒に戻ろう

鈴音

いいよ

樹月

まってー、俺も

陽太

樹月、戻るぞニッコリ

樹月

ハ、ハイ

教室 葵が走ってきた

聞いたぞ!大丈夫なのか?

優志

うん、犯人も分かったし退学だって

そうか…なぁ、優志
お前が望むならそいつ消してやろうか?

優志

そうだね…チラ

陽菜

大丈夫だった?

鈴音

うん!平気だよ!
優志が物騒な事言ってたけど考え直してくれたからねニコ

陽菜

くっ、鈴音は素敵

鈴音

そぉ?w

優志

…フフフ、もういいよ、あんな奴に構うだけ僕が可哀想だ

そうか

優志

それに…僕、天使だからね

それもそうだな、むりすんなよ

優志

あぁ、もう、大丈夫さ
何かあったら…フフフ

優志

(その時はまた鈴音に相談しよう
きっと彼女なら僕と真剣に向き合ってくれる)

鈴音

そろそろお昼ご飯だー

陽菜

あと、2校時終わればね

先生

座れー、授業始めるぞ

鈴音

…先生、分かりやすい説明ありがとうございます

聞こえてないよ…
鈴音、優志に何かしたの?

鈴音

いや?まぁ、危ない事しそうになったから止めただけだよ

ふーん、ありがとうね

鈴音

別に、私、風紀委員だから!

!!あぁ、そうだったなw
(そう言ってお前は俺の事救ってくれたな)

優志

…(フフフ、鈴音、素敵な人だなぁ)

それからお昼ご飯の時間

うまーい

優志

そうだねー

黒絵

2人とも…ちゃっかり乱入してる

美彩

まぁ、鈴音のせいだね

愛羅

確かにそうだけど、本人は自覚してないし

鈴音

え?なにが?

優志

フフフ、鈴音、手作り?

鈴音

いや、ママンが作ってくれるから

優志

そっかぁ、素敵な親だね、だから君も素敵な心を持ってるのか

黒絵

ヒュー!口説いてるじゃん!

陽菜

私の鈴音!!

おい?俺の鈴音だが?

愛羅

また始まった

美彩

平和…かな?

闇を抱える彼を鈴音の真っ直ぐな心が救い出した、大変だ

訳あり問題児の波乱万丈な日々!

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