森 雅彦
魔叉琉
森 雅彦
紗羅
勢いよく手を引かれ 押さえ込まれそうになった紗羅は
しかしその場で踏み留まって
滑らかな動きで 雅彦の腕を掴むと
紗羅
そのまま床に 膝をつかせた
森 雅彦
紗羅
紗羅
紗羅
紗羅
紗羅
紗羅
森 雅彦
紗羅
紗羅の手を振り払い
その身体を突き飛ばして 立ち上がった雅彦は
テーブルに置いてあったままの ナイフを手に取る
後退りして 転びそうになった紗羅を
魔叉琉は抱き留め 耳元で囁いた
魔叉琉
魔叉琉
紗羅
魔叉琉
魔叉琉
紗羅
紗羅
魔叉琉
紗羅の前に出て 雅彦と対峙する
あちこちから 困惑の声と悲鳴が聞こえた
魔叉琉
魔叉琉
魔叉琉
魔叉琉
高峰刑事
高峰刑事に視線で合図し
一般人に危険が無いように
それに気付いた紗羅が
紗羅
藤野に合図をして
藤野警部
藤野は手錠をいつでも 掛けられるように用意した
森 雅彦
森 雅彦
魔叉琉
魔叉琉
魔叉琉
森 雅彦
魔叉琉
魔叉琉
魔叉琉
森 雅彦
ナイフを握り アラワ 怒りを顕にする雅彦に
魔叉琉は笑って 挑発した
魔叉琉
魔叉琉
魔叉琉
森 雅彦
森 雅彦
目に向かって 突き出されたナイフを
素早く避ける
そしてその突き出された 手首を掴んだ
魔叉琉
森 雅彦
力を込めた雅彦は サッと片足を上げると
魔叉琉
魔叉琉の腹部を蹴り 掴まれていた手首を解放する
魔叉琉
紗羅
魔叉琉
魔叉琉
森 雅彦
森 雅彦
森 雅彦
森 雅彦
魔叉琉
ナイフを構えた雅彦に 魔叉琉は不敵に微笑んで
雅彦がナイフを突き出した、一瞬
森 雅彦
魔叉琉
魔叉琉はナイフを 片手で掴み
切れた掌から流れる血も構わず
魔叉琉
雅彦の腹部に 拳を叩き込んだ
森 雅彦
崩れ落ちる雅彦に 藤野が駆け寄って手錠を掛ける
1拍置いて
誰が始めたか 拍手が起こった
紗羅
魔叉琉
魔叉琉
紗羅
そう言って抱きついた紗羅を
魔叉琉は 血が垂れていない方の手で
そっと抱き締め返した
高峰刑事
高峰刑事
魔叉琉
高峰刑事
魔叉琉
高峰刑事
魔叉琉
高峰刑事
魔叉琉
魔叉琉
高峰刑事
高峰は「何が?」というように 頭を捻ってから
思い当たったように 「ああ」と言った
高峰刑事
高峰刑事
警官
高峰刑事
紗羅
高峰は手を振って 会場を出て行く
それから少し経って、警官達による 人々への誘導が始まった
・ ・ ・
翌日
稔探偵事務所
紗羅
魔叉琉
魔叉琉
紗羅
魔叉琉
紗羅
朝の光が注ぐ事務所の中で
こっそり
2人はそっと
唇を合わせた
【想定外ということ】 ~完~
コメント
5件
Foooooo!!!!(テンションが最高潮) かっこよすぎて奇声上げたわ…尊い…🥰🥰🥰🥰🥰 まささらぁぁぁぁあ(´;ω;`)✨ 来世は2人の事務所のパソコンがいいなぁ(血迷い) 終始カッコイイし強いし「私も探偵です」がほんとに大好き…
ちょっと書きたくなったアクションシーンもどき これにて【想定外ということ】完結でございます!長かった! 次回もよろしくお願いします!