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#初心者
夢羽
ぬいぐるみを抱きながら、おずおずと、小さな声で
ママ
そういい冷たく突き放す。そして玄関を閉めて
夢羽
女の子は寂しそうに言いぬいぐるみを抱きながら布団に潜る。
寒くて、冷たい夜。
ママ
ママ
淡々と、何事もないように。
夢羽
不安げに瞳を揺らしながら、1度だけこくりと頷き
夢羽
パパ
笑いながら抱き寄せてくれる父
夢羽
それが酷く温かかった。
パパ
夢羽
楽しそうに遊んでくれる父。
母よりも綺麗な服を着せてくれる父。
少女の笑顔は増えていった。
髪を触りながら、愛おしそうに目を細め
パパ
夢羽
夜になると、父は少しだけ怖くなる。
夢羽
"それ"が終わると、少女は必ず父にくっついて寝る
ある日、警察がやってきて、父を連れていく。
警察
何か、難しいことを話していて、少女はわからなかった。
夢羽
泣きながら、一生懸命手を伸ばすが、届かない。
パパ
愛おしそうに目を細めて、車に乗せられる父
少女は成長し、高校生へ。
ある日、少女は少年の肩にもたれかかり眠っている
夢羽
ばっと起きた少女は一瞬目を見開く
少年
小首を傾げて普通のことみたいに言う彼は、暖かかった。
あの日々のように。
夢羽
そういいまたもたれ掛かり
少年
夢羽
驚いたように小首を傾げながらショートカットになった少女に言い
少年
夢羽
夢羽
笑いながら答える少女に、少年は少し首を傾げながら。
少年
と言う。
コメント
1件
あおいです🌷 第1話、読み終えました。 「寒くて、冷たい夜」の一文がずしりと胸に響きました。母に拒絶され、父に温もりを求めた先にある“怖さ”と“あったかさ”が同居する夜。その二面性をぬいぐるみと髪を撫でる手で表現するところ、とても繊細で好きです。ラストの少年との会話で「もういいや」と笑えるようになった彼女の強さに、じんと来ました。続きが気になります。