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桜、そうそれは人がとてもきれいだと思える日本の伝統的な文化の一つだ

私はそれがとても好きで見惚れてしまうほどだ

春になると花が咲く

それと同時に桜も咲く

だがすぐに散ってしまう

とても綺麗なのに何故散るのか

それは分からない

私はいつものように桜の下で桜をみていた

そう、〇〇くんと一緒に、、、

そこで桜の下でとある出来事が起こった

そう、それはいつもの変わりない日常で起きた話である

咲良

ふぁぁぁ眠いよぉ

彼方

眠そうだな咲良

彼方は咲良の幼馴染である

彼方

ちゃんと寝たのか?

咲良

寝たよぉ

彼方

お前いつも眠たそうじゃん

咲良

眠いものは眠い!

彼方

堂々と言えることじゃない笑

彼方

授業中寝るなよ?

咲良

わかってるよ〜

ーーーー授業中ーーーー

咲良

zzzz

彼方

はぁ

彼方

咲良!

咲良

う、うーん

彼方

咲良起きろ!

咲良

スヤァzzz

彼方

(´・ω・`)

ーーーー3限目ーーーー

咲良

うーん

彼方

あ起きた

咲良

おはよぉ

彼方

お前あくびし過ぎて涙出てるぞ笑

咲良

え?

咲良

ホントだ

咲良

もう一眠り〜

彼方

おい

咲良

うそうそ!

咲良

起きますよー

彼方

ちゃんとしろよ〜

咲良

眠い、、、

咲良

よーやくおわったあああ!

咲良

つかれたああ

彼方

結局5限目も寝てたじゃん

咲良

きのせいだよ

彼方

事実です

咲良

もー

彼方

授業終わったし帰るか

咲良

そーだね〜

そうして私達は帰路をたどるのだった

咲良

夕方だね〜

彼方

時間が経つのは早いなぁ

咲良

授業中もそうだと良いんだけど

彼方

寝てるからあっという間に時間過ぎるだろ()

咲良

てへへ

咲良

じゃぁ私はこっちだから

咲良

また明日ね!

咲良

バイバイ!

そうして私は手を振り家に帰るのだった

彼方

、、、

彼方

また明日、、か

彼方

ずっとそんな言葉が聞けたらな、、、

彼方

、、、、

僕は彼方。先程咲良を家の近くにお見送りしたところだ

僕には咲良に秘密にしてある事が一つある

僕はもうすぐで転校する

家の事情に海外に行くことになった

もちろんこれは皆にも黙っているし咲良にも言っていない

いつかは言わなきゃいけない時がある

だがクラスメイトには言わず、咲良にだけ言うつもりだ

理由はクラスメイトから色々言われるのが面倒だからだ

それに僕は咲良の事が、、、

おと、変なことを言うところだった

転校についてだが引っ越しする日が3日後となっている

だから今、とても寂しい

咲良と離れ離れになるのが、、、すごく寂しい、、、すごく悲しい

思い出はいっぱいある

咲良と一緒に遊んだ思い出

食事

色々なことに咲良には感謝している

残り3日

僕はどのように過ごせばいいのだろう

そう

考えてる暇はない

自分が最後に届ける、、、咲良に届けるフィナーレを、、、

咲良

おはよ〜

彼方

おはよ!

咲良

元気いいね〜朝から

彼方

桜が外に咲いてるだろ?

彼方

とても綺麗でな

咲良

桜、綺麗だよね

咲良

もう後1年なんだね

咲良

卒業まで

彼方

早いなぁ

咲良

ずっと一緒にいようね!

彼方

当たり前だ

咲良

さて、授業頑張りますかぁ!

咲良

終わったぁぁ

彼方

今日は寝てないな

咲良

当たり前でしょ!

彼方

昨日寝てた人が何を言っているんだか

咲良

さ!帰ろ帰ろ!

彼方

そうだな

担任

彼方さん少しよろしいですか?

彼方

担任

貴方にお話がございます。少し私とお話できますか?

彼方

あー

咲良

私は構わないよ〜

咲良

下で待ってるね〜

彼方

ごめんな

咲良

じゃ、下でね〜

彼方

うい

担任

では彼方さん

担任

転校なさるとは本当ですか?

彼方

はい

担任

クラスメイトには伝えなくて大丈夫ですか?

彼方

はい、大丈夫です

担任

貴方のお友達にも伝えたほうがいいと思いますよ

彼方

わかってます

担任

学校からも転校手続きを既にしております

担任

持ち帰る物は早めに持ち帰ってくださいね

担任

後から彼方さんの事は私が言っておきます

彼方

ありがとうございます

担任

ではお時間ありがとうございました

彼方

はい

担任

気を付けてお帰りください

彼方

わかりました

彼方

ごめん、待たせたな

咲良

大丈夫!

咲良

なんかあったの?

彼方

秘密だ(^^)

咲良

えー

咲良

教えてよ〜

彼方

またいつか話すわ

咲良

絶対だよぉ!

彼方

あぁ

いつもの他愛ない会話をしながら帰路をたどり、家に向かうのだった

彼方

ただいま

お帰り彼方

クラスメイトには話さなくていいのか

彼方

うん

彼方

その方が慈悲も持たずに去ることができるから

すまんな

明日のよる8時に出発だ

忘れ物等がないようにな

彼方

わかった

彼方

どうしよう

彼方

ついに明日だ

彼方

明日、、、

彼方

もうお別れだな

彼方

忘れないから

僕は決心した

明日の放課後、、、咲良に全て伝える、、

それが僕の、、、僕達の最後だ、、!

彼方

ふぅ

彼方

とりあえず寝るか

彼方

ラスト一日、、

彼方

やばい

彼方

どうしよう

彼方

こんな時に緊張して

彼方

でも決めたんだ

彼方

やるしかない

咲良

おはよ〜

彼方

おはよ

咲良

咲良

元気無いね

咲良

どうしたの?

彼方

や、えと

彼方

今日の放課後桜一緒に見に行かない?

咲良

いーよー

咲良

もしかしてそれ言うのに緊張しちゃって元気なかった??

彼方

彼方

や、その

咲良

やっぱり!

咲良

私の目は誤魔化せないよ!

彼方

、、、

彼方

さっ授業始まるからな

咲良

はーい

丁度よかった

私、今日彼方に言わなきゃならないことがあるんだよね〜

告白だ

私は彼方の事が大好きだ

だから、、、しっかり好きだと伝える!

彼方

ふううう

彼方

終わったぁぁ

最後の授業が幕を閉じた

彼方

桜、、見に行こっか

咲良

そうだね!

咲良

わぁー

咲良

綺麗だぁぁ

彼方

綺麗だね〜

凄くぎこちないというか気まずい雰囲気だ

咲良

彼方

彼方

咲良

咲良

咲良

何?彼方

彼方

彼方

えと

彼方

咲良に言わなきゃいけないことあるんだ

咲良

なに?

彼方

僕、、、その、、、

彼方

海外に行くんだ

咲良

え?

彼方

それに、父さんがもう迎えに来ている

咲良

え、え、

彼方

ごめんな

彼方

急に

咲良

嘘だよね?

咲良

ねえ!

咲良

嘘って言って!

私は気づかない内に目から涙が溢れていた

彼方

嘘じゃない

咲良

嫌だ、、

咲良

嫌だ、

咲良

うそ

咲良

ずっと、、、

咲良

ずっと一緒って言ったじゃない!

咲良

なのに、、、なんで、、

彼方

ごめんな

彼方

急に言っちゃって、

彼方

でもよかった

彼方

咲良に言えて

彼方

桜の下で

彼方

桜にはこう言う意味がある

彼方

好きな人ができる場所

彼方

または別れをする場所

彼方

それがどちらにも当てはまってよかった

咲良

え?

私は俯いていた顔を彼方に向けた

すると彼方はにこりと微笑みながら言った

彼方

好きだよ、咲良!

私の目には拭っても拭っても零れ落ちる涙が溢れでてきた

咲良

嬉しい

咲良

私も、、好きだよ

彼方

咲良にこういえてよかった

彼方!そろそろだ

彼方

咲良

彼方

もう一度言う

彼方

大好きだ

彼方

ずっとずっと大好きだ

彼方

忘れない、、君と過ごした日々を僕は

彼方

絶対に、、、!

咲良

うん、、、

彼方

さよなら、、咲良

そうすると彼方は車へ乗り笑顔で手を振りながら桜の向こうへと去っていった

咲良

うわあああん

私は泣いた

とても悲しかった

辛かった

桜の下で、、、泣いた

中学3年生4/28日

桜の花びらは散り落ちる

あれから八年後

彼方

ふぅ

彼方

久しぶりに帰ってきたな

彼方

会いたかった、、、日本

彼方

少し外を歩くか

彼方

良い桜だ

僕はあの日の出来事を忘れていない

あの日桜の下で起きた出来事

咲良

待ってたよ!彼方!

最後までみていただきありがとうございます(^^)

今回の物語はどうでしたか?

初めて書いた物語です(^^)

また書いていこうと思いますので是非フォローお願いしますm(_ _)m

では次回の物語までお会いしましょう!

この作品はいかがでしたか?

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