○○
お母さん
お母さんは食器を並べていた
フョードル・D
家庭教師は少し遅れてやって来た。
お母さん
ニコニコしながら家庭教師を誘導してる...
あんな雰囲気怖いのに...やっぱお母さん凄いな
それから数十分、家庭教師と食卓を囲んだ
家庭教師が料理を褒めるや否や、お母さんが嬉しそうにしている
そっか、うち母子家庭だから私以外に料理をほめてくれる人がいないんだ
お母さんが嬉しそうならいっか
そして食事を終えた。私からしたら、たかが数十分が何十時間かの様に思えた
フョードル・D
お母さん
フョードル・D
家庭教師が...鬼畜男が...
やっと帰ったぞー!!
家庭教師が帰るや否や、緊張の糸がぷつんと切れたのか 私は膝から崩れ落ちた
○○
お母さん
○○
お母さん
○○
○○
○○
散々すぎる...
○○
テンション下がる...
あ!そうだあの家庭教師にあだ名をつけて、ちょっと可愛くしよう! そしたら愛着が湧くし、苦手意識無くなって モチベになるかも!!
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
ドスドスいいな、一気に愛着湧いた
こうして私はあの家庭教師のことを、ドスドスと呼ぶ事にした
ピコンッ
○○
友達1「ねぇ○○!!明日小テストあるけど大丈夫!?」
「あんたのことだから勉強してないでしょ?!」
「分からないとこあったら言ってよね!!」
友達2「絶対明日は一緒にノー勉で受けようね☆」
「私にはドスドスがいるので大丈夫👍」○○
○○
○○
そして私はベットにダイブして寝る体勢に入った
○○
○○
そして私は意識を失うかの様に眠りについた 理由は分かる。ドスドスの鬼畜問題集をしたからであろう。
○○
○○ちゃんはドスドスとういあだ名を気に入ってしまいました
翌日
遂に、遂にこの時が来てしまった...
○○
友達1
友達2
○○
友達2
友達1
テスト本番
○○
あれ、何だろう全部分かる??
○○
今までなら諦めて珍回答してたのに...!!
そしてテストが終わり、返される時間になった
○○
○○
何と私の点数は64点と今まで取ったことのない点数だった
友達2
友達1
友達1
○○
○○
これもドスドスのお陰なのか、それとも問題集のお陰なのかは分からないが 一応ドスドスにお礼を言っておこう
○○
友達2
○○
友達1
○○
私はウキウキで帰り道を歩いていた
○○
フョードル・D
○○
突然背後から話しかけられた
咄嗟に振り向くとにっこりと笑うドスドスがいた
○○
○○
フョードル・D
○○
フョードル・D
そうだ、一応ドスドスのお陰で高得点を出せたんだ! お礼を言わないと!!
○○
○○
フョードル・D
○○
私がニカって笑うと先生も其れに合わせて微笑んだ
フョードル・D
そう甘く、今にもとろけそうな言葉を次々に出してくる
この人を怖いって思っていた自分が馬鹿馬鹿しくなってきた。
嗚呼、人は見かけによらないな
私が見惚れているとギラギラと先生はお天道様に照らされた
コメント
4件
控え目に言って神控えないとお母さん
本当に好きです。神小説ですね!