フョードル・D
○○
もうドスドスとかいうあだ名は止めよう。
こんな優しい人に付けていいあだ名じゃない
私はやっと先生に心を開けた
早速家に帰り、先生に勉強を教えてもらった
フョードル・D
フョードル・D
そう先生は微笑みながら言った
○○
フョードル・D
と、どんどん褒めてくれる
いや、これあだ名よりもモチベ上がるな
フョードル・D
○○
昨日の記憶が蘇ってきてついため息を溢してしまう
フョードル・D
○○
まるで昨日の先生と別人の様に甘く優しい
もしかして昨日の私の心の声、聞こえてた??
それから私は先生に教えられながら、先生に甘やかされながら 問題集を終えた
昨日とは違うこの感覚。同じ量をやっているのにちっとも疲れない 昨日は怯え、震えていた体も、心も、今はとろとろに溶けそうなほど甘く感じる
その全ては先生の褒め言葉だった
一問一問解くごとに、先生の言葉を待ってしまう。
またあの言葉が欲しい。 あの今にでも脳を溶かしそうなほどの 甘美な言葉を私だけに頂戴。
フョードル・D
○○
フョードル・D
フョードル・D
○○
フョードル・D
フョードル・D
そう言い残し先生は部屋を出て行った
○○
先生が出て数秒もしないうちに、ぽろぽろと目から涙が出てきた
寂しい。独りが怖い。
○○
嗚呼、駄目だ先生が居なきゃ呼吸すらまともに出来ない
如何やら私はいつの間にか先生に堕とされていたようだ
○○
結局この夜は泣き続けて眠ることができなかった
翌日
○○
私はボーッと空を眺めていた
昨日寝ていないからだろうか、睡魔が徐々に襲ってくる
○○
途轍もなく長い時間に私がげっそりとしていると、1人の男の子が話しかけてきた
タケシ
○○
タケシ
私に話しかけてきたのは同じクラスのタケシ君。
天然王子として学校で一目を置かれている美少年。
タケシ
○○
なんて事だ、先生に会う時間に遅れちゃうじゃん
タケシ
と言い、タケシ君は微笑んだ。
普通の女子は此処で期待だのするのだが、私は違う。
もう私は、先生に惚れてしまっているのだから
放課後
タケシ
照れながら言うタケシ君を夕日が照らす
タケシ
タケシ
タケシ
何だろうこの気持ち
タケシ
何?心がざわざわする
タケシ
やめて、やめて、
タケシ
タケシ君、貴方のこと...
タケシ
全部
タケシ
全部
タケシ
気持ち悪く感じるの。
タケシ
そう言われ、手紙の入った封筒を渡された
吐き気がする。体がタケシ君を拒絶している。
○○
私は泣き出してしまった
タケシ
タケシ君に肩を触られた
○○
やだ、やめて私に触らないで。
タケシ君に触られた所からじわぁっと感触が伝わってくる
気持ち悪いキモチワルイ
私に触って良いのは先生だけなんだから
?
コメント
12件
フォードルくんイケメン✨
タイミング良すぎるだろぉ
えっ待って最高、、