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#暗め
熱を出して休んでから二日後。 私はようやく忍術学園へ戻ってきた。
久々知兵助
尾浜勘右衛門
○○
実際、熱はすっかり下がっていた。 まだ少し身体は重いけれど、授業を受けるくらいなら問題ない。 みんなが心配してくれたことが嬉しかった。 その時、兵助が言葉を開く。
久々知兵助
○○
久々知兵助
久々知兵助
私は目を見開いた。 伊作先輩が、私のことを、 そんなに心配してくれていた? 胸の奥が少しだけ温かくなる。 なんだか少し、照れくさかった。
昼休み。 私はひとりで廊下を歩いていた。 保健室で薬を貰うため。 曲がり角を曲がった時、見慣れた人とあった。
○○
向こうも気づいてくれた。 伊作先輩だった。
善法寺 伊作
いつもの優しい笑顔。 それを見ただけで安心する。
善法寺 伊作
○○
善法寺 伊作
○○
善法寺 伊作
○○
まるで熱を出したような日のやり取りだった。
善法寺 伊作
その表情は本当に安心したように見えた。 私のためにそんな顔をしてくれる人がいる。 そう思うと少し嬉しくなる。
薬を受け取った帰り道。 伊作先輩が途中まで一緒に歩いてくれた。 他愛もない話をする。
授業のこと。訓練のこと。休んでいる間の出来事。 そんな話をしているだけなのに楽しかった。 ふと私は尋ねる。
○○
善法寺 伊作
○○
その瞬間。 伊作先輩が少し目を見開いた。 どうやら兵助から聞いたことを知らなかったらしい。
○○
そう言うと、伊作先輩は少し照れた声で
善法寺 伊作
そう答える声は、いつものように優しかった。 だけど。なんとなく。 本当にそれだけじゃない気がした。 もちろん、勘違いかもしれない。 でも少しだけ胸が高鳴る。
○○
改めてお礼を言うと、伊作先輩は優しく頭を撫でてくれた。
善法寺 伊作
突然のことに私は固まった。 顔が熱い。 もう熱は下がったはずなのに。
善法寺 伊作
伊作先輩は何事も無かったように歩いていく。 私はその背中を見送った。 胸がドキドキしている。 どうしてだろう? 憧れの先輩だから? 優しい先輩だから? それともーー。
○○
ぽつりと呟く。 でも嫌な気持ちではなかった。 むしろ少し嬉しい。 伊作先輩の姿が見えなくなるまで、私はその場から動けなかった。 その日から。 伊作先輩の姿を見つけると、少しだけ目で追ってしまうようになったのだった。
コメント
1件
え〜〜!!もう第15話、尊すぎる…!!😭💞 兵助くんも勘右衛門も、ちゃんと○○ちゃんのこと心配してくれてて良い友達すぎるし、伊作先輩の「本当に?」の重ね聞きが優しさと心配の表れで胸キュンです…!照れながらも「後輩が体調崩したら心配するよ//」って言うとこ、普段の優しさが滲み出ててエモすぎる! 最後の頭ポンポンで固まっちゃう○○ちゃんが可愛すぎて、こっちまで照れる…!!「なんだろう」って自覚し始めたの、恋の始まりの予感しかしない〜!!次の展開楽しみにしてます🌸✨