桃
はぁっ、はぁっ、ッ
逃げる、逃げる、逃げる、逃げる
ただそれだけを考えて足を動かす
桃
はぁッ、
桃
ここまで来ればッ...
俺は母親から虐待を受けていた
父親が事故で死んでから
悲しみとストレスを俺にぶつけ
心を落ち着かせる
あることないこと言い喚いて
桃
ここッ、どこッ...
桃
こんなとこ、ここにあったっけ?
そんなこと今はどうでも良い とにかく休みたい
桃
はぁっ疲れたぁ...
ー〜ーー〜 ー〜〜ーー
桃
ん?
桃
誰かいる?
木の影から声がする
桃
誰...?
俺はそっと顔を覗かせる そこには、
???
ー〜ーー〜〜ー
???
〜ーー〜ー〜
桃
ぇッ、
2匹の鬼がいた
???
、、、そこにおるんは誰や...
桃
ぁッ、!
???
!人間か...なんでこないなとこに...
俺は驚き尻もちをついてしまった
桃
ぁ、ぇっとッ...
怖すぎて、驚きすぎて声が出ない
???
お前、俺らと一緒に行こうや
桃
へッ、どこに、...?
???
俺らのところやで!
桃
えぇ...
???
どうや?
この人たちに着いて行けば あの地獄から抜け出せるのか 幸せに暮らしていけるのだろうか
桃
ぃき、ます...
???
ほな決定!
???
おいで
桃
ッ、!
そう言い尻もちをついている俺に 手を差し伸べてくれる
俺はその手を掴み立ち上がる
???
よろしくな!
桃
へ、?
"よろしく" その言葉に違和感を覚えると 目の前が光に包まれる
桃
ぅッ!
あまりの眩しさに耐えきれず 俺は目を閉じる






