実験体なんかじゃない。

Nakamu視点

No.102の実験を始める。

たらこさんが取り出したのは、中に水色の液体が入った注射だった。 液体には、白く結晶の模様が入ってる。その針が俺の右腕に入った。

痛いよｯ…

数分後

なんだろｯこれ…身体がｯ上手く動かない…。 とにかく苦しい…

ぐちつぼ視点

そうやって人差し指を上に向けて笑った。

こんな人なのか？ 人4んでんだろ？なんでこんな… なんか違うな。こいつげんぴょんさんじゃなくね？

聞いてみるか。答えてくれんのかな。

ﾊﾞﾀﾝ

"洗脳"を解いただけだよ。大丈夫。

はぁ？俺のことぉ？ ずれてないし。別に！

まあまあまあ、細かいことは置いといて 俺ねー、ずっとみてみたかったんだよね！実験の様子を‼

そんなに俺のこと見たい？ もしかしたらぐちつぼくんにとって不愉快かもよ？醜いし。

今行くよーん。

ｺﾂ…ｺﾂ…

足音…?

俺は絶句した。 なんだろ。あれ。

コンタミというらしい男の人は 肌が白くって 優しそうな顔つきで でもなにも感じないような… 簡潔に言うと怖い。

でもおぞましかったのはこれだけじゃなかった。 本当に絶句したのはこっちが衝撃的だったからかもしれない。

コンタミさんの後ろには黒い水溜まりがあった。 そこからは変な生き物…?がうごめいていた。 気味が悪くて気が動転しそうだ。 そしてその生き物は、、、

死体を取り込んだり、生きた人を喰っていた。

赤髪のとも視点