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3 - 第3話【デート ー その1】

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2025年03月09日

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日曜日、此処に行きませんか?

中原

水族館ですか…!良いですね!
そこにしましょう!

お昼どうします?そこら辺で空いてる店でも…

中原

じゃあ、ウチの店で食べませんか?

え、良いんですか?

中原

勿論です、兄の件で迷惑おかけしたので
せめて食べていってください

じゃあ…お言葉に甘えて其方でお昼にします!

中原

あ、巡回の時間なので…
また後で!

ふと、ため息をつく

今日が終われば明日と明後日は休めるのに

そう、私は結構彼にゾッコンしているみたいだ

大変な仕事でも 中也に会えると思うと、元気が出る

その日は中也のおかげで人一倍、仕事を頑張れた

そして日曜日

約束の時間より少し前に着いてしまった

今日の予定を再確認しながら待っていると 「太宰さーん」という声が近づいてきた

一目見て思った

中也の私服が可愛い そして店では髪をお団子型に結んでいるが 今日は降ろしている、なんてエロいんだ

今日は何としてでも、男らしい所を見せよう

今日来た水族館はヨコハマでも人気の水族館らしい

子供のように楽しむ中也を見ていて なんだかつい笑ってしまう

ふと、何気ない質問をすると 中也は少し俯いた

それを聞いてから考えると 確かに、今まで大切に可愛がってきた弟を どこぞの馬の骨に取られるなんて たまったもんじゃないだろう

なるほど、だからあの兄はガードが固かったのか

あの強烈なパンチが出る理由も分かる

弟にお土産でも買ってもらったら あの兄も嬉しくて堪らないだろう

男らしい所を見せたい気持ちもある しかしそれ以上に 彼には幸せになってもらいたい

一瞬ギクッとした 否、金がない訳では無い ただ通帳を見られでもしたら私の役職がバレるだろう

あくまでも私は、ある事件を調査する為だけに " 警官に扮しているだけ " だからである

……話は戻り それから中也と水族館全体を周り 一旦、お昼を食べようと水族館を出て 中也が働いている店へと出向いた

お昼時 日曜とだけあって、店は少し混んでいる

彼が笑顔でサンドイッチを持ってくる 「せめてお昼は」 とお昼代はサービスしてくれた

1口食べるとパンの甘みと具の旨みが広がる 口コミ通りの絶品メニューだ

優しい、可愛い、料理も出来る←new

早くお付き合いして既成事実まで作ってしまいたい

これは…誘っているのか 純粋に私とご飯が食べたいだけなのか

……よし…決めた

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コメント

32

ユーザー

え、そんな誰でも急に弟ナンパされたら殴ることないの?え???あ、失礼しました~

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