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ぬし
ぬし
ぬし
やなと_
だいきり_
にしき_
らお_
たちばな_
ゆた_
おさでい_
あっきぃ_
夜、にしき宅
プルルルルッ、プルルルルッ
静かな部屋に、突然激しい着信音が鳴り響いた
にしき_
時計の針は、既に深夜の2時を回っている
にしき_
『にしき……っ!落ち着いて聞いて!』
電話の向こうから、あっきぃくんの尋常じゃない焦り声が聞こえる
にしき_
『やなとが……っ、病院からいなくなったっ!点滴も抜いて、荷物も全部持って消えたってっっ』
にしき_
俺の頭の中が、一瞬で真っ白になる
『やっぱりあいつ、さっきみんなの前で無理して笑ってたっ!もっと早く気づいてれば……っ』
にしき_
優しく微笑んでいたやなとの顔が能裏をよぎり、俺の声が激しく震える
にしき_
電話を切り、俺は震える手ですにすてのグールプ通話を開始した
数秒後、寝起きのメンバー達が次々と通話に入ってくる
ゆた_
だいきり_
にしき_
にしき_
おさでい_
らお_
たちばな_
おさでい_
にしき_
ゆた_
にしき_
_30分後、深夜の冷たい道
すにすてのメンバー、全員が必死に走り回りながら、グループLINEへ次々にメッセージを打ち込んでいく
ゆた:『やなとくん、どこにいるの?お願いだから返事して!!』
おさでい:『今みんなで探してるよ、危ないからどこにいるかだけでも教えて!』
だいきり:『やなと!怒らないから連絡くれ!』
にしき:『やなと、寒くない?どこかでじっとしてる?迎えに行くから』
返信は来ない、全員のメッセージに既読すらつかない
たちばな_
ゆた_
けれどメンバー達は諦めずにスマホを握りしめ、夜の街を走り続ける
その時_
“ピコンッ”
全員のスマホが、同時に通知音を鳴らした
にしき_
画面を開くと、ずっとつかなかった「既読」が全員のメッセージにつき、やなとから返信が届いていた
やなと:『みんな、ごめんなさい。』
やなと:『俺を探さないで下さい。』
ゆた_
その言葉に全員がその場に立ち尽くす
にしき:『やなと!?待って、どういうこと!?』
にしきが慌ててメッセージを送るが、二度と「既読」がつくことはなかった
再びやなとのスマホの電源が、完全に切られてしまったのだ
一方その頃_静まり返った深夜の電車内
俺はガタゴトと、揺れる夜行電車の窓に頭を預けていた
スマホの画面は、真っ暗なままポケットの奥に眠っている
やなと_
窓に映る自分の顔は、相変わらず光を失ったままだ
だけど、みんなに『探さないで』と伝えた瞬間、胸の重荷が少しだけ軽くなった気がした
やなと_
電車は、俺を乗せたまま、遠い遠い、誰も知らない終着駅へと走り続けていく_
ぬし
次回♡1000
ぬし
コメント
6件
ほんとに神作!!ガチ参考にするわ。見るの自分でもびっくりするぐらい遅くなった。ごめん!!
うわ……第5話、すごく切なかったです。 深夜の電話、グループ通話、みんなが必死で