私の恋物語

マイキーとの勝負が始まり大分日にちが過ぎたのだが...

最近困ってきた事がある

それは...

思ってたよりマイキーが攻めてきて追いつけない()

...と、こんな感じでアピールが凄いんじゃ！！！

まぁ、そのおかげもあって三ツ谷くんへの気持ちも段々薄れていった

それに最近三ツ谷くんよりもマイキーの方が...って別に好きでは無いよ？！

ブツブツ1人で喋ってるといきなり現れたマイキー

今日も元気な笑顔ですこと

ほんとに止まりかけた

やばい...聞かれてた？！

なんて頬を膨らまして言うマイキー

多分納得してないな

...ん？ｷﾞｭ?

手に温もりを感じ見てみると

マイキーに手を握られてた

ドキドキするかなーってじゃないよ！！！

と言うとマイキーはニヤリと笑い

こいつは小悪魔だ...

私にはもう1つ悩みがあった

私は仕方なくそのまま手を繋いで学校へ向かった

手を繋がれずっとそのままだ

勘弁してください

女子からの目線が痛いんです

そう、もう1つの私の悩みとは...

そうそれはよく少女漫画などであるやつだ()

これは本当だ、なのにマイキーは私の気も知らないで近寄ってくる!!!!😡

もうこれ4回目くらい

マイキーは不良だが顔立ちも揃ってるし、喧嘩も強いので結構女子からモテているのだ

だからマイキーが私の事を好きなのが気に入らないいわゆる一軍女子がネチネチと言ってくるのだ

4回目となるとそろそろ一軍女子達も結構お怒りのようです

どうやら今日が命日かな？

ドンッ

はああああ？このメスども等々手を出して気やがった！！！

てか結構力強いし...

と、もう逃げ出そうとした時

無敵のマイキー登場

なんだかちょっと怒ってる？

ちょっとかっこいいって思っちゃったじゃん？

バタバタバタ

マイキーの圧力に怯んだのか逃げていった一軍女子

さっきの冷たい目ではなく優しい目で声を掛けてくるマイキー

そんな優しいところは好きだ

少しモジモジとした感じで何か言おうとしているマイキー

少しびっくりした遊びに誘われるのはよくある事だが

遊園地とかそういう所に誘われたことは無かったのでびっくりした

少し上目遣いで聞いてくるマイキー

おい、それは反則だろ

私ってツンデレ...？

とまぁ...そんなこんなで土曜日がやって来ました。

って何張り切ってんだ私は

でもまぁ...別にいいよね...？

私はいつもより少しオシャレをして家を出た

わぁ...なんかいつもよりマイキーも...

か、かっこいいかも

少しマイキーに見惚れているとマイキーが何故か固まっている

するとマイキーは

と、耳まで真っ赤にして言うので

私まで赤くなってしまう

そして私たちは出発した

遊園地に着くとマイキーは物凄く目を輝かせ喜んでいる

なんて言うマイキーが可愛らしい

すると

ソフトクリームを見つけると

マイキーはそのままソフトクリームの所まで走って言ってしまった

私達は近くにあるベンチに座りソフトクリームを食べる事にした

ﾊﾑﾊﾑ食べてるマイキーが可愛い(真剣)

そしてよく見ると頬にソフトクリームが着いている

私はマイキーに近づき

マイキーの頬に着いているソフトクリームをペロッと食べた

するとマイキーはビクッと肩を震わし顔を真っ赤にした

なんて言うとまた顔を赤くするので

自分からやったくせに私も恥ずかしくなってきた

ソフトクリームを食べ終わった後マイキーと色々なアトラクションを乗り尽くし最後に観覧車に乗ることにした

もうすっかり日が暮れている

観覧車の高さが丁度夕日を見るのに最適な高さだったので見惚れていると

マイキーが口を開いた

そう、明日でもう1ヶ月なのだ

マイキーとの勝負を始めてからもう1ヶ月も経つのだ

と、いきなり言われて少し恥ずかしい

マイキーにそう聞かれるが

正直言って自分の気持ちが分からない

三ツ谷くんへの気持ちはもう無くなっているのは確かだ

でも、マイキーを好きなのかは分からない

と、少し悲しそうな表情で言うマイキー

ごめんね、こんな私で

ちゃんと明日までには答えを出すから、少しだけ待っててください。

遊園地を出たあとマイキーと別れ今家に帰っている途中だ

分からない

でも、答えを出さなければマイキーを傷つけてしまう

1人でとぼとぼ歩きながら考えていると

聞き覚えのある声がした

誰だろう、そう思い後ろを振り向くと

そう、前に私がﾋﾟｰを蹴って逃げて来た奴らだ

そう言いながらニヤニヤして近づいてくる男達

もう最悪っ

私は反射的に走り出した

もちろん追いかけて来た()

そして全力疾走した

しまった

無我夢中で走っていたので逃げ道がないところに逃げてしまった

どうしよう...

そう思い瞼をｷﾞｭｯと瞑った

ﾄﾞｶﾞｯ!!!!

確かに鈍い音がしたのに痛みが来なく不思議に思い目を開けると

帰ったはずのマイキーがいた