if
君は突然聞いてきた
桜が咲き始めたこの季節に
答えの難しい、 そんな質問を。
if
if
在り来りの言葉だっただろうか
これが君の欲しかった答えだろうか。
if
画面の前の君は今、どんな表情を しているのだろう
君と話している時は 疑問が沢山浮かぶよ
if
if
何処までいっても不器用な君
一体何がしたいのか 全く分からない
でも君は全てを知っているような
全て分かっているような
そんな振る舞いだ
ピーンポーン
if
玄関の扉を開けると
君はにこにこと笑っている
優しそうな笑顔で 「久しぶり」 って笑いかける
if
if
俺の家は本当に綺麗にしているつもり。 ゴミなんて1つも転がっていない
君は今度は目を細めて歯を出し笑った
でも何処か切なさそうな
胸が苦しくなる
if
そう言って君が取り出したのは
缶に入っている市販のチューハイ
if
カシュッと心地よい音を鳴らし 缶を開ける
少し口に含むと 甘酸っぱいレモンの味が舌に広がった
if
安心したような顔。
可愛い、なんて思ってしまった
1口、もう一口と酒を進めていると
君は少し苦しそうに口を開く
if
少し笑った、苦笑いで
if
知っているはず
でも思い出せない。
if
頭に靄がかかって晴れない
貴方はこの時、どうしますか
▹「知ってるよ」 「ごめん、分からない」
コメント
79件
エッ…好き… 最初のにきの言葉でん?って思ったり青くんが氷結知らなかったりして理解できなかったけど最後のにきの言葉でわかった気がする… いふくんの記憶がだんだんなくなっていくのかな…? だから思い出せなくなる=死んじゃうみたいな感じ…かな? お出かけしてたこと後悔するくらいには最高だった!
悠くんが言ってた明日死ぬとしたらどうする?っていふくんの記憶から悠くんがいなくなることを悠くんわかってる感じですかね…?でもすごく切ないですね…