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更に2ヶ月後

次第に、英語の時間に翔(かける)にむけて、机にメッセージを書くのが当たり前になっていた。

「みなみは頑張ってて偉いね。 自分なんか、全然ダメだよ。」 

自信なさげな言葉の隣には、泣いているくまが描かれていた。

美波(みなみ)

(最近、凄く自分を褒めてくれるなぁ)

美波(みなみ)

(もしかして、翔と私いい感じなんじゃ...??)

美波(みなみ)

(......って、いやないない!!)

美波(みなみ)

(自惚れるな!私!!!)

そう思いつつも、次第に顔が熱くなる。

美波(みなみ)

(....よし。一か八か、ちょっと勝負に出てみようかな。)

 「そんな事ないよ。私は、絵が上手でバスケ頑張ってる翔くん、好きだよ。」

美波(みなみ)

(こ、これ、攻めすぎたかな.....?)

美波(みなみ)

(でも、この気持ち伝えたい)

キーンコーンカーンコーン

英語の先生

はい、授業終わるよ〜!

私は、その言葉を机の上に残して教室を後にした。

キーンコーンカーンコーン

担任の先生

さ、ホームルーム始めますよ〜

今日のホームルームの時間だけは、来てほしくなかった。

いや、本当は心から待ち遠しかったのかもしれない。

でも、彼からのメッセージが怖かった。

私は、恐る恐る自分の机を覗く。

美波(みなみ)

美波(みなみ)

え...

そこに、

彼からの返事は無かった。

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