青
投票の時間だね 、
黄
いえ ... 最初は 騎士が守護する人を決める時間ですよ、...
赤
そう、だね
皆それぞれ 指定された椅子に座る 。
緊張しているのか 、 貧乏ゆすりをして 椅子を軋ませる音が聞こえてくる 。
騎士 が 守れれば ...
赤
( お願い ... 、 )
守護をする時は 、 騎士が誰かわからないように 、
メンバーの色のボタンをそれぞれ 押すらしい 。
やけに凝っている 。
こんなゲーム1人で開催できるのか ... ?
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
「 それでは 騎士くん 。 守護の時間だよ 」
アナウンスのそのアイズとともに ボタンに光が灯る 。
赤
...
俺は 適当に ボタンを押した 。
青
終わっ、たね
黄
はい、
赤
... 、
次は 投票の時間 。
今夜は確実に 投票で誰かが死ぬのだ 。
けれど 不思議と 緊張感はあまり感じられない 。
怖い 。
この気持ちにも 少しだけ慣れてきたのだ 。
少し 不服だが 、
青
ねぇ、もう話し合い始まってるって事でいい、よね?
橙
あぁ、ええんちゃう、?
赤
青 、 ちゃん...
青
人狼、早く出てきてよ っ 、
青
確かに 、投票でしぬって考えると怖いかもしれないけど、...
赤
...
青
皆で何とかすれば、大丈夫だよ!
メンバー思いな 青ちゃん が 言いそうな事だ 。
ぐっと 心を掴まれるような感覚 。
橙
けどさ、 何とかって 何するん
赤
... っ 、
けれど この場で 優しさや思いやりなんて通用しない 。
青
そ、れは っ
黄
... そんな事で解決していたらこんなゲームやってまいません、
赤
ちょっと、黄 ちゃん っ
黄
けど 事実です 。
黄 ちゃんは 苛立っているのか 、 顔をしかめている 。
青
... ごめん
青
じゃあ 言わせてもらう
赤
えっ ?
青
人狼なんでしょ、
青
桃 くん 、
そう言う 青 ちゃん の 頬には 冷や汗がたれていた 。
続く続くぴえんぴえん .
もうすぐ終わりますよん