太宰
最悪…
血で張りついたズボンと下着を脱ぐ
途端に辺りに血の匂いが広がった
太宰
この匂い慣れないな
コンコン
中也
太宰、着替え持ってきたぞ
中也
少し扉開けれるか?
太宰
うん
太宰
一寸待って
私は扉を少し開けて隙間から着替えを受け取った
太宰
ありがとう
中也
脱いだのも寄こせ
太宰
流石にそれはいいよ
太宰
汚いし
中也
いいから寄こせ
太宰
あっ、ちょっ…
私を見ないよう工夫して汚れた服が回収された
中也
あと濡れたタオルと乾いたタオル
太宰
…ねぇ
太宰
どうしてここまでしてくれるの?
中也
あ?
中也
相棒だから…じゃ悪いか?
照れくさそうに俯いてボソボソ云う中也の姿が面白くてクスッと笑ってしまった
太宰
そっか
相棒…か
森
今の症状は?
太宰
腹痛と吐き気と目眩
太宰
あと…少し腰が…
森
うーん…
森
やっぱり太宰君は症状重いね
中也
重いと何か拙いんですか?
森
否そんなことないよ
森
だけど太宰くんは薬に耐性がありまくりでね
森
専用の薬も多分役に立たないと思う
中也
じゃあどうすればいいんです?
森
お腹をしっかり温めてゆっくり休めば落ち着くと思うよ
森
頼んだよ、中也くん
中也
はい
中也
歩けるか?
太宰
むり
私は中也に肩を借りてなんとか歩く
お姫様抱っこしようかなんて云われたが部屋に戻るまでに誰かに見られたら死ねる自信がある
だから肩を借りることで落ち着いた






