〜君との約束〜最終話

その頃、高校では...

仕事中

プルルルルプルルルル

家

ヒメを見ると安らかに眠っていた。

ヒメは既に私が出勤した時には亡くなっていた。

ヒメはぐっすり眠っていたと思い、小さな声で｢行ってくるね｣と言った。

あの時、毎日のように｢行ってくるね｣のなでなでをしとければ、良かったのに...。

お母さんによると、犬は15時間以上眠っていたら、亡くなってると言っていた。

ヒメは約15時間眠っていたのだろう。

ヒメは私の大切なペット。

いなくなったとしても、ずっと大切なペット。

私の前から消えても、ヒメは必ず私を見ていてくれる。

私はそう信じている。

ヒメ、今までありがとう。