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隣国の王子たちと、運命の選択

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隣国の王子たちと、運命の選択

3 - 第一話王子たちとの出会い(後編)

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2025年03月29日

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カタリナ

……ふぅ、なんとかご挨拶できた……!

王子たちの華やかで個性的な雰囲気に圧倒されながらも、どうにか自己紹介を終えたカタリナは、心の中でほっと息をついた。

???

おや、随分と賑やかだな

その時、屋敷の奥から低く穏やかな声が響いた。振り向くと、優雅な足取りで歩いてくる2人の青年がいた。

カタリナ

リアム!キース!

カタリナがぱぁっと顔を輝かせる。

一人はカタリナと同じ茶色の髪に落ち着いた雰囲気を纏った青年ーーリアム・クラエス。

カタリナの兄で周囲からは「リアム様」と呼ばれるクラエス家の跡取り。

もう一人は、柔らかな栗色の髪に優しい眼差しのキース・クラエス。カタリナの義弟で、誰よりも妹想い。

リアム

お初にお目にかかります。私はクラエス家の長男、リアム・クラエスです

リアムは落ち着いた声色でそう告げ、一歩前に出た。

キース

同じく、クラエス家のキース・クラエスと申します。本日は遠路はるばるようこそお越しくださいました

キースもにこやかに一礼する。

カタリナ

リアム!キース!今日は忙しいのにありがとう!

カタリナが嬉しそうに2人に駆け寄るとキースが軽く頭を撫でた。

リアム

カタリナが失礼のないように見届けるのも兄としての務めだからな

リアムはそんな2人をみながら、ちらりと六人の王子たちに目をやった。

リアム

ヴァルトリア王国の王子方……。噂以上に個性的だな

その鋭い視線を受けて、王子たちは少しだけ背筋を伸ばす。

ななもり

第一王子、ななもりと申します。お噂はかねがね

莉犬

第二王子、莉犬です!えへへ、カタリナさんのお兄さんたち、かっこいいね

さとみ

第三王子、さとみです。今日は良き交流ができればと

ころん

第四王子、ころんです。……あ、るぅとくんがなんか睨んでる

ジェル

第五王子、ジェルや。いやぁ、こんなイケメン兄弟おるんかいな

るぅと

第六王子、るぅとです。本日はお招きいただき、光栄に存じます

個性的な紹介が続く中、キースは小さく微笑みながらカタリナに耳打ちした。

リアム

……カタリナ、王子たち、君に随分と興味を持っているみたいだな

カタリナ

えぇっ!?そ、そうかな!?

カタリナは顔を真っ赤にして、きょとんと王子たちを見る。

その視線の先で、莉犬は耳をぴくぴく動かしながら無邪気に笑い、さとみは興味深そうにカタリナを観察し、ころんとるぅとは小声で口喧嘩を始め、ジェルはにやにやと楽しげにそれを見て、ななもりはそんな兄弟たちを静かに見守っていた。

ーークラエス家とヴァルトリア王国の王子たち。 それは、思いもよらぬ運命の出会い。

誰もまだ知らない。この日を境に、カタリナと六人の王子たち、そしてリアムとキースを巻き込んだ、騒がしくも甘く、そして少し切ない物語が始まろうとしていることを。

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