テラーノベル
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私はyaくんに言われるままについてきて
たどり着いたのが校庭だった
そこで再び私は思った
この世界全体が止まっていると
時計の針も
校庭で歩いている人
喋っている人
全てが沈黙したまま動かない
et
思わず口に出した私にyaくんは小さく笑う
ya
ya
yaくんの真剣な横顔に胸がざわつく
彼はなんでこんな状況なのに
こんなにも落ち着いていられるのだろうか
et
et
彼は少し間を置いて、頷いた
ya
et
やっぱり
つまり私だけがこのことを知らなかったってこと…?
ya
ya
そう言いyaくんは止まった夕日をじっと見つめていた
夕陽に照らされた彼────
まるで1枚の絵のかのように違和感がなく
一体感があった
こんな景色を2人だけで見ている
そう考えると胸が高鳴る
et
勇気をだしてyaくんに聞いてみた
すると彼は視線を私に戻した
赤い瞳が、真っ直ぐ私を捉える
ya
ya
et
ya
ya
彼は少しだけ笑った
その彼の表情に心臓が跳ねた
そして、チャイムがなった
その瞬間────
今までの日常が戻った
騒がしい校庭が戻った
そしてみな何事もないように話したり歩いていたり
日常が戻ってきたみたいだった
しばらくこの光景に唖然としていたら
yaくんは姿を消していた
そんな中後ろから『etさん!』と声がする
振り返るとさっきまで固まっていた2人がたっていた
rn
et
na
et
私は慌てて隠した
rn
rn
na
et
止まった放課後
なぜこの世界が止まったのかんだ
その"理由"はまだ分からない
だけど────
yaくんと私の"秘密の放課後"が始まったんだ
♡沢山ありがとうございます!
引き続きよろしくお願いします!
コメント
7件
この作品めっちゃ好きです!!続き楽しみにしてます!!