テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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街の生徒会長はただのシスコン！？

第3話 - Episode 0.5「生徒会の日常」

228

2024年07月30日

#東リべ夢小説

#参加型

#夢注意

ルル𓂃𓈒𓂂❀

蛍

ケーキ美味しい〜

洸

ね〜、ここの買って正解だったねぇ

洸

(はぁぁぁ…今日も蛍ちゃん可愛すぎる…♡)

洸

(ケーキ食べるのちまちましててリスみたい…♡)

いきなり部屋のドアが勢い良く音を立てて開いた

するとそこには会長補佐班の二人が居た

燈

し、失礼しますっ

蛍

あらら、燈ちゃんにお姉様

奈々

ねぇちょっと洸！？

洸

んも〜、お姉様

洸

どうかしたの？

すっごい剣幕、このままだとフライパンで殴られそうだな〜

奈々

どうもこうも…

奈々

最近街の治安ヤバ過ぎるんだけど！？

奈々

あんた仕事してるの！？

洸

仕事？

蛍

そんなのあったかしら？

燈

ほ、ほら！

燈

暴走族の方々の取り締まりとか…！

洸

あー、あったねぇそんなの

奈々

そんなの…？ですって？

奈々

こっちは書類整理とかやってるんだからアンタも会長として仕事しなさいよ！

洸

…

洸

めんどくさ

奈々

ちょっと！？

洸

まー、生徒会と言っても〜？建前だし〜？

蛍

そうね

蛍

この生徒会って学校に所属してる訳でもない、ただ街の治安を守る人の集い

蛍

って感じな物だけど〜

蛍

大体そういうのって私達未成年がするものじゃないでしょ〜？

洸

そうそう、取締法とかあるのになんで僕達が？

蛍

大人が仕事したくないからって歳はも行かない子供にやらせるだなんて…

洸

最低だよ

奈々

金持ち偏差値バリ高私立校に通ってるヤツめ…

洸

呼んだ？

奈々

呼んでない！

奈々

そして仕事の愚痴をぶつくさ言うな！

洸

ぶつくさはいってませーん

蛍

堂々と言ってまーす

奈々

はい仕事仕事

洸

え〜…

蛍

ん、じゃあ行ってらっしゃい〜

奈々

何言ってんの蛍、アンタも行くわよ

蛍

…

蛍

めんどくさ

奈々

こんの…双子揃ってぇぇ！！！

燈

ひぃぃ…ま、まぁまぁ…

奈々

はぁ…ボディーガード班！

奈々

アンタ達、蛍連れて行って、私は洸引きづって行くから

璃兎

はい、わかりました

紫音

りょーかーい

洸

三人共どっから出てきたの…

星

行こ〜蛍ちゃん！

蛍

わかったわ〜…

お姉様に逆らったらあとが怖いし…

潔く行くしかないか

洸

はぁ、…ネイルしたい

奈々

帰ってからしろ！

燈

まぁまぁ…

洸

はぁ、めんどー

奈々

文句言うな！

紫音

運転手は事故らない様に前向いててよ〜

奈々

このガキ…

蛍

燈ちゃーん、今日って何をするの〜？

燈

えぇっと、見回り…ですね

蛍

…それわざわざ私来る必要ある？

星

思った

璃兎

室内で書類整理よりましでしょ

星

…見回りたのしーなー！

洸

思ってないね

紫音

ボク誰かとタイマンしたいんだけど〜！

洸

当分無理だと思うよ、会計班の所が殆どの族絞めちゃってるから

紫音

えー…、なら今度洸が相手して〜

洸

気が向いたらね

燈

それ絶対しないやつ…

奈々

ま、けど見回りで止められるような雑魚

奈々

相手にしても別に楽しくないでしょ？

紫音

うー、確かに〜

洸

説得の仕方の癖〜

蛍

んー...

蛍

飽きた

そう言うと丁度信号で車が停まっていた事をいい事に

蛍ちゃんはドアを開けて行っちゃった

璃兎

え、蛍ちゃん！？

こうなったらしょうがない

洸

あ、なら僕も〜笑

偶にはこうして遊んでも良いかも

蛍

ふふっ

奈々

ちょ、は！？

洸

行こっ、蛍ちゃん

蛍

そうね

奈々

璃兎！紫音！星！アンタ達は早くあの双子追って！

奈々

私は車停めてから向かう！

星

ラジャー！

燈

え、あ、ぼ、僕は！

奈々

燈は他の班に連絡！

燈

はいぃ！

紫音

二人とも〜！待って〜！！！

蛍

待たな〜い！

洸

捕まらないよ〜！ははっ

洸

あらら〜？

蛍

ここ何処かしら〜

走ってる内にどこかに来ちゃった

都内って事は確実だけど...どうしよう？

このままだとお姉様のフライパンの餌食にされちゃうしな〜

洸

うーん、

蛍

あら、洸ちゃん見て！

洸

？、あ！

洸

おチビちゃん達！

わら

誰がチビだって？

福

あれ、二人とも〜

神楽

...

アリス

まぁ、ご機嫌麗しゅうございます、洸様、蛍様

わら

...二人共今頃仕事じゃ...？

洸

あ〜

蛍

抜け出してきたの〜

わら

いや駄目だからね？

福

まぁ、だと思った〜笑

洸

えへへ〜

蛍

あ！そういえば

蛍

ここって何処なのかしら？迷っちゃって

アリス

こちらは、○○丁目の○○番地ですよ

洸

あ〜そこね〜

洸

ありがとう、流石アリスちゃん！

アリス

ふふ、お褒めのお言葉、ありがとうございます

蛍

本当はもっとお話したかったけれど...

蛍

またね〜

わら

うん、また

神楽

...わら

わら

？どうかした？

神楽

古部から連絡で...

神楽

『双子が脱走したから見つけ次第速急に捕まえて！それかここの住所にまで誘き寄せて！でないと...わかってるよね』

神楽

...と、連絡が

わら

...え？

福

ヤッバ〜w

わら

...触らぬ神に祟りなし...？

アリス

...いえ、...

アリス

万が一この事が古部様にバレたりでもしてしまったら会計班への仕事量が倍に...

わら

...

福

...

神楽

...

アリス

...

わら

よし、

わら

今すぐ捕まえよう

蛍

ねー、洸ちゃーん

洸

なーに？

蛍

多分だけどもうお姉様から各班に連絡行ってると思うの〜

蛍

だから

蛍

もういっその事何処まで逃げ切れるか楽しまない？

洸

僕もそれ言おうとしてた！

蛍

なら話も簡単！

椿

あ！蛍ちゃん！洸くん！

蛍

あら椿ちゃん！

洸

おや、医療班の子達総出で...

椿

今医療品のストック切らしかけちゃってて

椿

買い出しに来たの〜

糸菜

二人ともやっほ〜！

音菜

ひぃっ…

叉鞍

はぁ...めんどくさ

美海

叉鞍ちゃんはそう言わないの〜

琴

そうそう〜

洸

相変わらず医療班は蛍ちゃんの次に癒しだよ〜

蛍

皆可愛いからねぇ〜

叉鞍

いや私は違うけど

洸

え〜？

蛍

こんなに可愛いのに〜？

叉鞍

っ、うっさい

美海

あ〜、そういえば二人とも

洸

？

美海

今向こうから奈々さんが走って来てるよ〜

蛍

え

洸

え

奈々

ちょっとアンタ達待ちなさーい！！！

洸

(わお、このままじゃお説教からの地獄の仕事コース確定)

洸

かくなる上は…

洸

５人ともばいばいっ、

蛍

またねっ

糸菜

速〜

蛍

ｾﾞｪ…ﾊｧ…

蛍

巻いた？

洸

…多分

息を整え汗を拭い

周りを見渡すと声が聞こえた

春佳

おろ？

春佳

洸に蛍じゃーん！

洸

あ！

蛍

春佳ちゃん！

春佳

偶然〜！一緒にお買い物しよーよ！

洸

もちろーん！

蛍

って、あら

蛍

碧ちゃん〜険しいお顔でどうかしたの？

碧

あ、いや…その

碧

…後ろに

洸

え？

蛍

後ろ？

梛木

おはようございます洸様蛍様♡

洸

あ〜梛木ちゃん

蛍

今日も元気そうねぇ

梛木

はいっ、お二人の日々のスケジュール管理という尊き職に就けてからというもの

梛木

日々幸せな所存でございます♡

洸

へ〜

梛木

そういえば洸様、今朝使用していたマニキュアのストックが無くなっていましたので補充しておきました♡

洸

あ、助かる！ありがとね〜

梛木

ｯ〜♡

梛木

黒烏梛木…一生の幸福でございます…ｯ♡

春佳

梛木いつもどうりでおもろ〜

梛木

…

春佳

え、無視？

碧

そういえばお二人…今頃お仕事では？

洸

抜け出してきた〜

碧

え！？

碧

帰った方が良いのでは…!?

蛍

けど今帰ったらお姉様に怒られそうで〜

洸

帰るに帰られないんだ〜

梛木

全く、あのフライパン女

梛木

洸様と蛍様の尊きお時間を頂いている自覚は無いのか…

蛍

わぁ〜、ドス黒いオーラが

碧

…

蛍

あらら？

洸

碧ちゃんいきなり黙り込んでどうかした…の？

奈々

みーつけた

洸

ぁ

蛍

ぁ

蛍

結局こうなるの〜！？

洸

ひぃーん、お慈悲を〜

首根っこを捕まれながら双子が引きづられ、まるで子供かの如くあばれている

奈々

アンタ達の嘘泣きに騙される訳無いでしょーが！

奈々

帰ったら仕事仕事！

春佳

ありゃりゃ〜…

奈々

書記班！アンタ達もよ！

碧

はい、わかりましたっ

梛木

はぁ…私が運転するから退けフライパン女

奈々

あ‪”‬？

梛木