俊一
俺がそう呟くのは何度目だろうか。
一ヶ月前、俺は彼女のゆかを亡くした。
それ以来、無意識にゆか、と呟くのが日常なのである。
??
俊一
うしろから声が聞こえた。
振り返ると...
俊一
ゆか
俊一
ゆか
振り返ると、そこにはゆかがいた。
俊一
ゆか
俊一
ゆか
驚いた。
そんなことがあるわけない、とさえ思った。
だけど、そんなことよりゆかに再会できて嬉しい気持ちの方が勝った。
ゆか
俊一
ゆか
俊一
ゆか
それから俺は、体がへとへとになるまでゆかと遊んだ。
ゆかの姿はまわりの人には見えないから、すれ違う人達には一人で喋っているように見えて、変な人だと思われているだろう。
それでも構わなかった。
ゆかと一緒にさえいられれば。
そして、一日の終わり。
俊一
俺は、ゆかを力いっぱい抱きしめた。
ゆか
俊一
俊一
ゆか
俊一
ゆか
ゆか
ゆか
ゆか
俊一
なんだかゆかが変だ。
そう思い、体を離したときにはもう遅かった。
グサっ
体に、衝撃が走った。
お腹のあたりが、いたい。
お腹から、たくさんの血が出ている。
俊一
ゆか
ゆか
コメント
17件
フォローありがとうございます‼️
フォローありがとうございます! ゾワッてしました!!
フォローしてくださってありがとうございます😊