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テラーノベル(Teller Novel)

あの日記のはじまり

それからと言うもの、 私たちは家族のように過ごし続けた

でも、数ヶ月経った今も 私の両親は愚か 私を知る人もいなかった

アルミン

ショール!こんなとこにいたんだね

ショール

アルミン

エレン

俺たちもいるぜ

ミカサ

ショール、そんな格好してたら冷える

ショール

そうだね

エレン

今日も何か思い出したことはなかったか?

ショール

なかった

アルミン

そっか、、、

ショール

そんな悲しい顔しないで

ショール

私はみんながいるから大丈夫だよ

エレン

最年長だからって、
俺たちに気遣わなくていいんだぞ

ショール

チビが何言ってんだか〜

エレン

なんだとショール!
勝負だ勝負!!

ショール

一度も勝ったことないのに
よく言うわ!出直してこい!

エレン

ショールのばーか

ショール

エレンのあーほ

毎日こんな子供相手ばっかり

そろそろ飽きてきた

って言うのは嘘で普通に楽しい

本当に最年長なのかも (記憶がないから)わからないけど

なんとなく自分より下なんだろうな とは思う。

ま、こんな感じで平和に毎日を過ごしていたから、

もういっそここで生涯を終えてもいいと思ってた。

ショール

ふぁ、眠い

アルミン

ショールはほんと、
そればっかりだね

ショール

だって実際眠いじゃん

ミカサ

ショールは昼夜逆転するから
今寝ちゃダメ。

ショール

仕方ないじゃん。
夜に寝れない体質なんだし

ミカサ

そんな体質ない

ショール

あるし!

エレン

じゃあその名前は?

ショール

、、、

エレン


なんだ急に黙り込んで
答えれなくなったか!?

ショール

、、、これからもずっとこんな感じで平和な日々が続くのかな

アルミン

エレン

んぁ?
何言ってんだお前

ショール

だって、この壁の向こうには巨人がいるんだ。いつそいつらがここを襲うかもわからない。

エレン

そんな、あの壁は高いし頑丈だか

アルミン

ショールの言う通りだよ

アルミン

ただ百年壁が壊されてないだけで、
あの壁が頑丈な保証も今日この瞬間にあの壁が壊れない理由も何もない。

アルミン

なのになんでみんなこうやって、
普通に生きているんだろう。

アルミン

今日壊されない保証なんてどこにもないのに

ガゴォォンッ

突然、壁の中に爆音が響き渡った。

ショール

!?

ミカサ

エレン

なんだ!?

アルミン

もしかして、、、

アルミンが一早くに走り出し、 音の正体の方へと向かう

それに続きエレン、ミカサも 走って行った

ショール

っ、、

ショール

エレン様、!ミカサ様、!

ショール

そっちはダメ、そっちは、、、!

ショール

ズキンッ

エレン

何言ってんだ、ショール!
急に様付けなんて、、、

ショール

え、?何の話、、、

エレン

何ぼーっとしてんだ早くこい!

ショール

う、うんっ、!

アルミン

っぁ、

遠くからでもアルミンの顔が 青ざめているのがわかった

ショール

、、、そっちは何があるの?

次第にエレンとミカサの顔も 同じようになった。

ショール

そっちには何があるの、ねえねえ、!

ショール

ズキンッ

「行っちゃだめ」

「そっちには行っちゃだめ」

ショール

っ、!?

ショール

何なの、

ショール

、、、そんなこと今はどーだっていい、!

ショール

エレン、!

ショール

一体そっちには何が、、、、

音の正体を見た瞬間、 私の言葉は出てこなくなった

ずっと来ると思っていた

でも、こんなに怖いなんて知らなかった

そうそこにいたのは

巨大な壁から顔を覗かせる 巨人だった。

エレン

な、、、あの壁は50メートルだぞ、!?

ドゴォォォンッ

2回目の爆音が鳴る。

辺りを轟かすその音は、 巨人が壁を足で破壊した衝撃によるものだった。

ショール

に、、、逃げなきゃ、、、!

アルミン

ショール、!危ないっ!!

ショール

え、?

その音ともに壁の破片が大量に 街に降ってきた。

死んだと思った、 でも怖くなかった

死ぬんだなって思っただけーーー

アルミン

ドンッ

ショール

!!

アルミンが私を押し飛ばし、 落石から守ってくれた。

ショール

ありがとう

アルミン

礼を言ってる暇はないよ、
とりあえず僕らは逃げよう

ショール

あれ、エレン達は、、、

アルミン

、、、さぁね、

ショール

え、どこに行ったの!?

アルミン

大丈夫、あの二人は死なないさ

ショール

う、うん

アルミン

(焦りすぎて、ショールの頭には、自分の家がないんだな、、、)

アルミン

(ここで戻らせるのは危険だ。
黙っておこう)

アルミン

ショール、あの階段を渡れば、、、

アルミン

ショール!?

壁の中のヒーローと人類最強(恋愛要素あり)

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