徒然詩
空は青く、何処までも青く、
俺の人生、ただ一人、
何処までも何処までも、
一人だった、
どれだけ自分に言い聞かせたとして、孤独はきえなかった。
ただ只、何処までも青い空になりたかった、ただ只、自分に流れる血が
ただ只、受け継がれてきた血だった、それはただ只、赤く、何処までも
赤だった。
君がただ只、願うなら、一つの願いだった、君がただ只、想うなら、ただ只、一つの願いだった。
朝起きたら、両手の平に洗面所の水を汲み、気がつけば、ただ只、汲み取れる水は有限だった、ただ只、何故か、ただ只、この世に唯一の存在があった気がした、ただ只、この穏やかな世界で救われたかった。
ただ只、気がつけば、自分はただ只、一人の人間だと分かった!
