流れ星のような時間

長文失礼しました。 𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ｶﾁｯ

俺の名前は大神りうら。高校2年生

春から2年生になり、もう12月になった今、もう少し経てば年は2026年になり、俺も3年生になる

ただ、俺は時間が経つのが嫌で仕方なかった。

ｶﾞﾁｬｯ

1日1日経つのがすごく早く感じる。もっと遅くていいのに。

普通大体の人は「まだ木曜日か」「早く休み来い」など思っているかもしれないが、りうらは2年生になって1回も思ったことは無い。

友達に送る挨拶も、気づけばこんなに素っ気なくなっていた。

1秒1秒が、本当に早く感じる。

1年の頃は早く終わって欲しくてもなかなか終わらない授業が、今は終わって欲しくない

人の願望に抗うのがこの世なのだ。

色々あった学校もすぐ終わり、今日の夜には昨日食べた夜ご飯も思い出せない。

それほど忙しい日々が、一瞬で終わっている。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

この人のせいだよ。

〜1話終了〜 見ていただきありがとうございました。 コメント、いいね励みになります。