あるところに“我々国”という、戦争が強くて有名な国があった
その国は一度も戦争で負けたことがないらしい
その国に滅ぼされた国は、数知れない
そんなある日
我々国との戦争で滅んだ国の人々が集まり、出来た国が
我々国と戦争することになった
我々国なら絶対勝つだろう
誰もがそう思っていた
だが、我々国は負けてしまった
我々国の兵士に、スパイがいたのだ
我々国の兵士、幹部
そして、総領も
皆
星になってしまった
これは我々国が滅びて“1000万年後”のお話し
ここはどこだろう
真っ暗でなにも見えない
俺は誰だろう
分からない
でも
どこかで
俺を呼んでる
俺の名前は分からないけど
俺のことを呼んでるってことは分かる
俺は、その声を聞くために
耳を澄ました
「____!!」
聞こえない
もっと集中して
「___ム!!」
「ゾ__!!」
「ゾムッ!!」
そうだ
俺の
名前は、、
目を開けると
知らない部屋の中にいた
ゾム
俺が辺りを見渡していると
後ろから声がした
阿笠博士
ゾム
阿笠博士
ゾム
阿笠さんはそう言って、ココアをくれた
優しい、、
阿笠博士
ゾム
俺は、すぐに「ゾムです」とは言えなかった
阿笠さんには悪いけど、人を簡単に信用しちゃダメだって 我々国に入る前から習っているからな、、
俺は、本名ではなく“偽名”を使うことにした
とりあえず、咄嗟に頭に思い浮かんだ名前を言った
ゾム
俺は、偽名として鳥井希(とりい のぞむ)と名乗ることにした
阿笠博士
ゾム
俺は頑張って記憶を思い起こしてみるが 阿笠さんの言う「あそこ」がどこのことかは分からなかった
ゾム
「あそこ」が分からなくて、、
俺がそう言うと、後ろから声が聞こえた
哀
ゾム
阿笠博士
急に話しかけられたことにもびっくりしたけど、 俺が公園で倒れてた、、?
ゾム
哀
ゾム
ゾム
哀
ゾム
確かに阿笠さんには敬語で話してたしな、、
コナン
ゾム
コナン
ゾム
そりゃびっくりするやろ!
ゾム
コナン
ゾム
なんかひとらんらんとかが好きそうな名前やな
阿笠博士
子供らと遊んでるぞ
ゾム
誰やろう?
哀
俺は哀って子の後ろについて行って 俺の友だちを名乗る子に会いに行くことにした






