ヒカル
カナタ
ヒカル
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
おれに対しても もーーーーーーっと
前向きに… 前のめりに なってくれないかな…
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
カナタ
おれの脳みそで 大学は中々のハードル
一瞬 ヒカルと同じ大学 行けたらなぁと
恐れ多い考えが浮かんだが
偏差値が違う…
ヒカル
ヒカル
カナタ
カナタ
カナタ
ヒカル
あー膨れた顔が 可愛いな…
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
そんな話をしてたとき おれは周りの視線がチラチラ こっちに向いてることに 気付いた
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
カナタ
会長というフレーズが なんとももどかしい
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
おれの好きな人は こんなにイケメンだぞ
と…自慢したいところだが
自分は普通過ぎるのと ただの友達の位置に
少し切なくなった
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
おれに対しても すげー深々とお辞儀をした
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
ヒカルの不器用な 感情が…
ヒカル
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
おれと一緒に過ごした時間で 変わっていった姿を
見ていると
ヒカル
ヒカル
堪らなく
愛しい…
カナタ
この時間が 止まれば良いのに
よくあるセリフが クサイと思ってたのに
本当にそうなんだなと 実感した
ヒカル
カナタ
ヒカル
触れたい衝動を必死に抑えた
そうすればするほど 言葉が出なかった
カナタ
カナタ
必死で 無理矢理 笑顔を作った
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
もはや色んな欲求を抑えるために
ヒカルの方など 向いては居られなかった
ヒカル
ヒカル
カナタくん笑ってたけど 一瞬
悲しそうな顔してた…
ヒカル
なんか… この感じ…
前も…
人が離れてく姿を 黙って見つめるだけ
ヒカル
ぼくは…それでいいのか 凄く迷った…
名前を呼んでも カナタくんが走り去ったとき
少し傷付いた
ヒカル
ハルカ
ハルカ
ハルカ
でもそれは カナタくんの本意じゃなかった
ヒカル
ヒカル
ハルカ
ハルカ
ハルカ
ぼくの頭に ハルカさんの言葉が 何度もよぎった
まるでぼくのことを ずっと見ていたんじゃないかと 思えるくらい
ヒカル
ヒカル
ハルカ
ハルカ
ぼくには 人の気持ちとか 普通のことが 理解できないことが
たくさんあった
好きって…
何だろう…
ヒカル
ヒカル
ぼくは走った
もう
嫌われてもいいや
みんなそうだったし
今までと同じに戻るだけ
ヒカル
だから失うものは
ない
カナタ
カナタ
ぼくはカナタくんに飛びついた
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
非力だけど 力いっぱい 抱き付いた
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
そう言うと カナタくんはぼくを 抱き締めてくれた
カナタ
ヒカル
カナタ
耳元で優しく 応えてくれた
こんなことしたのも 言われたことも 初めてで
でも凄く 胸が高鳴ると共に
急な不安が一気に吹き飛んだ
ヒカル
カナタ
カナタ
人の体が こんなに心地良いなんて
知らなかった
ヒカル
ヒカル
ヒカル
おれは名前が呼ばれて
振り向いた瞬間
抱き付いてきたヒカルに ビックリした
ヒカル
カナタ
もう… 地球が爆発してもいいくらい 嬉しすぎる
ちょっと 展開が 急すぎだけど…
ただ
声が震えていたから とにかく抱き締めた
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
カナタ
過去のおれ 死ねよ…マジ…
でもあの時は…避けようのない 事故…
ヒカル
ヒカル
ハルカさん…
なに 吹き込んだんすか…
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
ヒカル
なるほどなるほど
神様 ありがとうございます
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
ヒカル
おれもだよ!
展開急すぎて ついて行けないよ!
カナタ
ヒカル
カナタ
あんまり この状態は
おれが野獣と化しそうで 宜しくない…
でも離れたくない…
カナタ
ヒカル
近くの公園
ヒカルはここに来るまで おれの袖の端っこを
ちょこっと掴みながら 付いてきた
何でこんなに可愛いのに 今までのやつらは 放置してたんだ
ヒカル
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
カナタ
あっ… なんか
遠回しに告ってるみたいな…
ヒカル
ベンチに座って 膝の上で握った ヒカルの手が
小刻みに震えていた
カナタ
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
カナタ
暫くヒカルは 小さく泣いていた
おれは横で ヒカルの肩を抱き寄せて
落ち着くまで黙っていた
ヒカル
ヒカル
きっと初めて 自分をさらけ出したのだろう
その涙は
純粋で
綺麗だった
ヒカル
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
少し腫れながら 涙のたまった目で おれに微笑んだ
カナタ
暗くなった空の下 電灯の光が よりヒカルの顔を 綺麗に映し出す
ヒカル
おれは 惹きつけられるがまま
ヒカルの頬に手を当て 顔を近づけた
ヒカル
カナタ
カナタ
カナタ
キスを… した…
拒絶されるかと思ったけど
ヒカルはおれを 受け入れた
ヒカル
ヒカル
そして照れているのか おれの胸に 顔をうずめた
コメント
2件
同じく続きが欲しいです! 頑張って下さい!お願いします!
続き出していただけますか? これからも頑張ってください_(._.)_応援してます!!