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○○

...ん、、...

我妻 善逸

○○...!?

○○が善逸の羽織を取ろうとする

我妻 善逸

我妻 善逸

ダ、ダメだよ○○、!それ被っておかないと、日に焼かれちゃうぞ...!

○○

○○はポカンとしている

竈門 炭治郎

あれ

竈門 炭治郎

○○も禰󠄀豆子と一緒で、人を襲おうとしないんだな

我妻 善逸

!!

我妻 善逸

えっ、あれ!?たしかに!

我妻 善逸

でも炭治郎、さっきまで俺を襲おうとしたんだ!

我妻 善逸

抵抗し続けたら、○○が疲れて眠ったっぽくて...!

竈門 炭治郎

えっ?

炭治郎と善逸は一斉に○○を見る

○○

どう、、したの?

我妻 善逸

我妻 善逸

(喋った...!)

○○はたどたどしいが、頑張って話す

○○

何、で、...あ、れ?私

我妻 善逸

......、○○

我妻 善逸

落ち着いて聞いて。○○は、傷口から鬼の血を浴びたんだ、

我妻 善逸

だから、その......○○は、鬼に...ッ

○○

...!

○○

わた、しが...?鬼、?

○○の目から涙が溢れる

我妻 善逸

!○○...!

善逸が慌てて○○の涙を拭う

竈門 炭治郎

......っ、

竈門 炭治郎

善逸、○○

竈門 炭治郎

とりあえず...お館様に相談しよう

竈門 炭治郎

今は......それしかない、

我妻 善逸

我妻 善逸

......、そうだよな

善逸が○○の方を見る

我妻 善逸

○○、俺の背に乗れるか、?

○○

う、うん、、

我妻 善逸

しっかり俺の羽織を被っとくんだぞ

我妻 善逸

俺...何があっても絶対、○○を守るから

○○

○○

あ、り...がと、

善逸は微笑むと炭治郎を見た

我妻 善逸

炭治郎、ありがとな

我妻 善逸

炭治郎がいなかったら、俺...わかんなかったよ、

竈門 炭治郎

竈門 炭治郎

...ううん!○○も善逸も大切な仲間だから、当たり前だよ

我妻 善逸

、!

我妻 善逸

炭治郎...やっぱりお前、良い奴だよ!

善逸は笑って、本部へ走り出した

(昼)

我妻 善逸

はあ、はぁ、...着いた、

我妻 善逸

(いつもなら本部とか絶対来たくないけど、○○の為だ......!)

善逸はとりあえず陰になっている所に○○を寝かせる

我妻 善逸

(まずは...そうだ!お館様に話を...)

伊黒 小芭内

...おい

我妻 善逸

!!ひぇっ!?

我妻 善逸

い、いぃーやぁあ!(ヤダこの人、俺柱の中でもこの人好きじゃない!)

○○の事に必死で少し落ち着いていた善逸も、蛇柱に会うと情緒が乱れた

我妻 善逸

なな、何ですか!

伊黒 小芭内

お前...その羽織を誰に被せている?

我妻 善逸

へ、?

善逸が羽織の中にいる○○の方を見る

伊黒 小芭内

誰か入っているんだろう?気配で分かる

我妻 善逸

えっ!?いや、まさか...!

善逸から汗が吹き出す

伊黒 小芭内

なんだお前。何で隠すんだ

伊黒 小芭内

......まさかとは思うが、鬼じゃないだろうな?

我妻 善逸

!!

伊黒 小芭内

おい、鬼で認められたのは竈門禰󠄀豆子だけだ

伊黒 小芭内

お館様に認められていない鬼は、俺が首を斬る

我妻 善逸

!ぎゃああ、お願いです!斬らないでぇぇ

善逸が泣きながら、○○を庇うように上から覆い被さる

伊黒 小芭内

今...鬼と認めたな?早くそこをどけ

伊黒 小芭内

お前が斬れないなら、俺が代わりに斬ってやる

我妻 善逸

!?

我妻 善逸

(ど、どうしよう!○○が、○○が斬られる!!)

たとえ鬼になっても─

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