僕らのだるーい恋模様

ある日の配信にて...

そんなこんなで配信を終了し、通話から離れる。

配信をするのは楽しいけど、もちろんそれなりに体力を使う。1日約3時間配信をして、その後動画編集をするというルーティーンは当たり前になっていた。

また、配信が終わったあとも配信の宣伝など、することが山ほどあるのだ。

...こういうところだ。せんせーは。

でも俺は...こういうところも大好きだ。

このままダラダラと考えていても、まとまらないこの思いはもう自分にもどうしようもできない。

せんせーは...いた...待ち合わせの10分前なのに...勘違いしてしまう...。

せんせーについて行きながら、俺は少し

寂しかった

10分ほど歩いて着いたのは

そう言ってお店に入っていくせんせー。 その後ろについて行き、店員と話すボビーに目が行く。

座った席は対面で、何となく居酒屋のような雰囲気を持っていた。

メニューを指さすせんせー。 あー...もう俺、おかしくなってるわ

それから軽く2時間ほど経っただろうか...。お酒が体に周り、少し暑いほどだ。

これは...夢かなぁ...

夢なら想いを伝えても...大丈夫だよね

目の前にいるせんせーの顔があまり見えない。どんな顔してるんだろう...

夢でもなんでもよかった。 ただ、せんせーに伝えられたら。 それだけでよかった。

せんせー？ 俺は、友だちでよかったはずなんだ。 だけど、優しすぎて...

伝えられなくても、構わない。 心の中での完結でも構わない。 叶わない恋。実らない愛。 分かりきっていることを今までずっと自分に言い聞かせてきた。

せんせー...「大好き」

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