大魔法使い

すっからかんのお城

知らない人の声

血だらけの装備を来た人間

そうなんだね、“負けたんだね”

絶対、約束忘れない

1つの命は静かに老い死んで行った

ﾊﾞﾀﾝ

俺はゾム、wrwr国幹部、暗殺隊に所属している

今回引き受けた依頼、それはとある場所にずっといたがる捨て子?忌み子とか言っとったな、そいつの暗殺だ

まあ、これは明日にするとして今日は今日で用事があるねん、

㌧㌧

あからさまに鬱先生の腕を抱きしめてくねり出すこいつはルビー、鬱先生の遊び相手であからさまに俺らに媚びをうってここに馴染んでいる

みんななんで気づかんのか不思議なくらいあからさまなんやけどw

ｶﾁｬ

何かヒソヒソ話をする2人

俺の部屋に金目の物置かないしルビーは野放しでええかな

…自分で入れへんのか、

いつの間にか テレビを付け暖房を付けおやつを食い紅茶をすすりながら爆笑するルビーが出来上がった

ほんまになんやコイツ

いつも笑いながら「良ければお茶召し上がれ」と配っているのに、 やっぱ猫かぶってんやんw

まあ、悪させんかったらええわ、ほっとけ

ええんや…ここ来た理由と矛盾するけどバリバリ

ｶﾞﾁｬ

さっむ…

さっさと買い物だけ済ませるか…

時は飛び買い物帰り

ｷｷｰｯ

綺麗な白い花が広がり3人を包み込む

車は白い花に弾かれ通り過ぎてった

助けて貰っといてなんやアイツら…

声に振り返るとロボロがいた

帰宅したらルビーは部屋を漁っていた、まあ金目の物は無いはずだけど

ルビーの手元を除くと

翡翠のネックレスがあった

嘘だ、、だってそれは…!

ルビーの手から奪い自分の手に持ってるものを見つめる…

翡翠には小さく猫マークが刻まれていた 間違いなくこれは前世の俺の…

あ、ルビーは前世関係ないから今ここで俺が荒ぶったらルビーも混乱するわ、落ち着け

黙って欲しい訳ちゃうねん、

悪さに歪んだ青目 完全に煽ってきてやがる

、、、こんなとこで争う意味もないわ、ほっとけ、俺

雑に風呂を流してお湯を溜める

じゃ、俺は何作ろうかな…

作んのめんどいし食堂行くか

道端にしゃがんで動かないから近づいて声をかけてみた 少女はダイヤと翡翠の瞳に光はない 目、見えてないのか?

ビクともしない…

彼女の着てるボロボロな白パーカー、真っ白な長い髪は風に揺られる

俺らは雑談を繰り広げていた

楽しい時間、でもやっぱりずっと

溶けて言った自分の言葉

…

誰かが話しかけてくる その声も全く聞こえない

視界も歪んでほぼ何も見えない

だけど僕は“主人を待ち続ける”

“この場所で”

ぷるrrrrrrrr

ｶﾞﾝｯ

朝…ん?なんやこれ

俺に抱きつくすっぽんぽんなやつがおんねんけど

戻ってきたところで

あれや、と超小型の監視カメラを指す

部屋を去っていったルビー

図書…は絶対ないか、パソコンで調べてもらいたい、今起きてんのトントンくらいちゃうかな

㌧㌧

カタカタ

白くて長い髪、ボロボロな白パーカーはあの子だと思い、ここに来た

まだおる…近づいてみよか?

いや…話したら情がわくかもしれん、脳天にナイフ投げて1発KOした方がええわ

ﾋﾟｭﾝｯ

気づかれて避けられないように本気で瞬速で投げた、はずなのに

普通に避けよった

ﾋﾟｭﾝｯ

よく知る速さのナイフが飛んできた

これ…

飛んできた方向に飛びつく

よく知る大好きなお声!

飛びついてきた少女は倒れた

え?この鈴…

診察後

魔力が0になると魔法使いは死ぬ。 てか常時で減るはずない… ほっといたら少しづつ回復するはず…

手を出すと手のひらに何かを書く すると自分の魔力が減った感じがする

と言って奥の部屋に言ってしまった

この少女に向き直る

少女のつけているネックレスの鈴を指す

前世の飼い猫“シナ”にあげた鈴…

What?