その日の放課後。
私は梛七ちゃんとバレー部の居る体育館へ来ていた。
バシン、バシン、とボールを弾く音がする。
ミア
ナナ
ナナ
ミア
ミア
ナナ
ナナ
クロオ
ケンマ
トン、とボールが相手コートに落ちる。
ミア
クロオ
ケンマ
この時私の心はストン、って落ちちゃったんだよね。
やばい……。カッコよすぎる…、って。
普段からのギャップもエグいし、 ツーした時のあの笑みがなんとも!
ナナ
ミア
ミア
ナナ
ナナ
ミア
ナナ
ケンマ
クロオ
ケンマ
翌日。
研磨くんを好きになってしまった私の中に 一つ問題が起きた。
それはどうやって研磨くんに 接すればいいのか…、という問題。
少女漫画でそう言う場面があった時にさ。 そんなことなるわけないじゃん?って思ってたけど。
ミア
ミア
なにか恥ずかしくて。
ちょっと今日は話しかけるの辞めようかな… と思いながら席につこうとした時。
ケンマ
研磨くんがこちらを見て、挨拶してくれた。
ミア
しどろもどろになりながらも挨拶をして、 席に着く。
座りながら鞄から荷物を出していた私は、 とても混乱していた。
え、え、なんで挨拶? いつも私からでさ。 研磨くんからはされたこと無かったのに?
なに?恋を自覚した瞬間これですか!? え〜〜、ほんとにヤダ…。 超ドキドキしちゃうじゃん。
試合を見る前の私だったらね。 やったー!!位にしか思わなかったのに。なんて。
ミア
ミア
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コメント
6件
従兄弟2人ってもしや、、
まじでこういう作品?お話大大大好きなので!モーまじ最高です!はい!(?)続きちょー待ってます!!頑張ってください!!!🫶🏻💗