時は過ぎ六月。
私と研磨くんの距離は変わらないまま。
あ、でも。研磨くんから話しかけられることが 多くなったかもしれない。
ケンマ
ミア
ケンマ
私がこくりと頷くと、 研磨くんは一瞬顔を明るくさせたあと またすぐに無愛想な顔に戻ってしまう。
ミア
私が来て嬉しいのかな、なんて思っちゃったりして。
まあさすがに自意識過剰なのは分かってるから、 本人に伝えたりはしないけど。
クロオ
ケンマ
ミア
ナナ
ミア
ナナ
ミア
ナナ
ナナ
ナナ
ミア
ナナ
ミア
ナナ
ミア
そういえばさっき言ってなかったけど。
私は結構な頻度で 研磨くんの部活姿を見に行くようになった。
ミア
やっぱり、教室にいる研磨くんと 部活をしている研磨くんじゃ結構違くて。
いつもそのギャップに惚れ惚れしてしまう。
ミア
それから…、一時間ほど。
部活終了時間が来て帰ろうとしていると、 後ろから声をかけられた。
ケンマ
ミア
ミア
ケンマ
ミア
ミア
ケンマ
何か言いたそうにしている研磨くんを見て 私は首を傾げる。
ケンマ
ミア
ミア
ケンマ
「 女の子一人は危ない 」 そんな言葉に私は思わず嬉しくなってしまうし、 多分顔が赤くなっていると思う。
ミア
ケンマ
ミア
わー、研磨くんと一緒に帰るとか夢みたい。 …ていうか今さ。研磨くん笑ったよね?!
試合中に見せる妖艶な笑みじゃなくて…。 なんというか…ふわっとして可愛かったなあ。
クロオ
さっきの研磨くんの表情を思い返して居たら、 目の前にクロさんが現れた。
ミア
クロオ
ミア
ミア
クロオ
クロオ
ミア
ミア
クロオ
クロオ
ミア
クロオ
ミア
クロオ
クロオ
ミア
ケンマ
クロオ
クロオ
フリフリと私達二人に向かって手を振るクロさん。 クロさん…、私の名前知ってたんだ…!?
ケンマ
ミア
流石に研磨くんのことが好きって話だよ とは言えないので、どうやって誤魔化そうか…。
ミア
ミア
ケンマ
ケンマ
next ♡ 100
コメント
2件
めっちゃ、最高っす!! 続き待ってまぁす!!!!
めっちゃ面白い! 研磨好きだから嬉しい!