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Filter_君の望む僕になるよ

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Filter_君の望む僕になるよ

6 - Filter_君の望む僕になるよ

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2020年05月01日

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今日一日テヒョン君といれた…

「大好きだよ、〇〇」

ふふ、大好きなんて照れちゃうよね、///

----------

昨日の〇〇はきっとテヒョンといたのだろう

今日の講義の時異様に機嫌が良さそうだった

どうしてあんな女たらしに僕のお姫様を奪われてしまったのだろう…

それは彼奴が自分を偽るのが上手いから

何回でも、どんな女でも落とすことができるから

あいつの顔面は女を釣るための道具でしかなくて

中身の性格はひん曲がってる

僕は何回も近くで見てきた

友達の女があいつの顔面に釣られて取られてその上抱かれる。抱いたらもう用済みだと言うように捨てられるっていう光景を

彼奴はほんとにモンスターだよ。狂ってる

人の心がないんじゃないかと疑うくらい…

まぁ、そんなこと言いながら、今目の前で僕を不思議そうに見上げて怯えてる〇〇を見て可愛いなんて思ってる僕もなかなかに狂っているのかもしれない

気づいたら手には鎖が繋がれており

私は怖くて震えていた

だけどこの部屋が何故か見覚えがあって、必死に頭の中の引き出しを漁る

〇〇:じ、みん……

確実に彼だ。彼がやった。

智旻:ん?なぁに?

〇〇:?!?!

私は思わず後退りした

さっきまで無機質な機械音と規則的な時計の音、そして冷たく重い鎖の音だけが響いていた部屋に、ジミンという名の人の声が響くから、、

智旻:そんなに怖がらないで、、?

智旻:僕は君を救ってあげようと思っただけなんだよ、、?〇〇?

〇〇:す、救うってなによ、、私は何にも困ってない…

智旻:相変わらず嘘が下手…

〇〇:え、?

智旻:〇〇は嘘が下手すぎるよ…

智旻:付き合ってた時もそうだった、、辛いのに大丈夫って嘘ついた、、僕の愛が重かった、そうでしょ、?

〇〇:ッ………

智旻:だから〇〇はこんな愛が重い僕よりも、ルックスも良くて優しいテヒョンアを選んだんだもんね…

〇〇:…………

智旻:僕は怒ってるんじゃないんだよ、、?

智旻:君に真実を伝えたいだけ、、だから拐ったの。

〇〇:し、んじつ、、?

智旻:そ。真実

私はてっきり貴方を捨てた私に復讐したくて拐われたのかと思っていたからとてもびっくりしていた

智旻:あ、ちなみに君に復讐はしないよ

〇〇:ッ……

まるで全部読まれているよう

彼にはなんでもお見通しなんだね

智旻:で、今〇〇は真実って何って思ってるよね、?

〇〇:……うん、

智旻:…ずっと繋いでおくのも見てて辛いからもう教えるね、、本当はもうちょい後にしようと思ったんだけど…

智旻:真実を伝えて、君の答えを聞いた後にここからは解放するから安心して、、?

〇〇:う、うん…

智旻:…〇〇……テヒョンアはね、女たらしのクソ野郎なんだよ、?それでいて女はみんな使い捨て、君のことも玩具だと思ってる。昔から性格がひん曲がってて、、誰も手に負えなかったの、今も女癖は悪いし、複数人と関係がある…

〇〇:…………

智旻:〇〇、、?

〇〇:真実って、、、それだけ、?

智旻:え、あ、うん…そうだけど、?

〇〇:なんだ、、、こんなに身構えることなかったじゃん…

今までにないく小さい声で発した言葉…

智旻:え…?

〇〇:ジミン、、私ね、知ってたよ…

智旻:え、、?嘘、でしょ、?

〇〇:ううん、知ってたの、、全部…

〇〇テヒョンが女たらしなのも、私のことを遊びとしか思ってないのも…

智旻:…………

智旻:…どうして、全部知ってたの、、?

〇〇:なんでって…テヒョンが私の前で他の女を抱いたからに決まってるでしょ…

智旻:ッ、、?!

〇〇:衝撃的だったよ…

〇〇:だってその時抱かれてたの、☆☆だったんだもん……

智旻:☆☆さん、、?

〇〇:そう、☆☆。私の親友…

智旻:嘘、、でしょ、?

〇〇:ホントだよ、、ほんと…

〇〇:その現場に鉢合わせせた時、テヒョンね、私に向かって

「あぁ…見つかっちゃった…おかえり、僕のお人形さん…♡」

〇〇:って言ったの…

〇〇:だから、私ってさ、あいつの人形でしかなかったんだって思ったの…

〇〇:思い返せばテヒョンがそういう男だって言う心当たりが嫌という程出てきた…

〇〇:帰ってきた時に香る女物の香水、

〇〇:首元についてるキスマーク、

〇〇:唇にほんの少し付着した赤い口紅…

〇〇:·挙げだしたらキリがない…それぐらい心当たりがあって、なんかもう、こんな頑張って彼奴を愛してた自分が馬鹿らしく、くだらなくなっちゃって…

〇〇:だから携帯だけ持って家を飛び出したの…

〇〇:そうしたら、ジミンが私のこと拐った…

〇〇:不幸って続くもんだなって思った、私、復讐されること覚悟だったのになぁ、ジミンからテヒョンのこともう一回聞いたらいよいよほんとに彼奴への未練なんて消えてた

〇〇:だからって自分から捨てたジミンとやり直そうなんて言わないよ…

〇〇:でも一つだけ、、あの時、ジミンの愛の重さに疲れちゃって、テヒョンに乗り換えちゃったのはほんとにごめんなさい…

〇〇:許してくれなくていい、、なんなら一生恨んでていい、憎んでていい…

〇〇:私のこと本気で愛してくれてありがとう…

智旻:…………

ギュッ…

〇〇:…ジミン、何してるの、、やめてよッ…

僕は思わず彼女を抱きしめていた

このまま言われたことを真に受けて一生恨んで生きていけるような度胸なんて持ち合わせていない…

この子を放たら最後、、壊れてしまう気がした

だから抱き締めたのかもしれない

〇〇:ジミン、、お願いだからあんまり同情して、優しくしないで…、?

〇〇:また、ジミン一緒にいたくなっちゃうから…愛しちゃうから、、

智旻:愛してよ、、

〇〇:え、

智旻:もう一度、僕を愛して…

〇〇:…………

〇〇:私で、いいの、?

智旻:〇〇じゃなきゃ、ダメなの…

〇〇:……分かった、

〇〇:今度は諦めないように、ちゃんとジミンと向き合って、ジミンを愛すよ…

智旻:〇〇、、僕のお姫様…お帰りなさい、

〇〇:ただいま、、私の王子様…

そう言って私達は唇を重ねた

ジミンの唇は温かくて優しくて、そして甘かった

NEXT_好評なら書きます

内容どした?語彙力は家出するし、まとまらない…すいません

この作品はいかがでしたか?

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