咲夜
パチュリー様!大丈夫ですか!?

パチュリー
はぁ〜。はぁ〜。大丈夫よ。咲夜。一応、私にも身体強化魔法をかなり貼ってるから。

咲夜
そうでしたっか。

???
はぁ〜。今度は、誰よ。

咲夜
(心の声。こいつが美鈴を倒した相手。ん?何かアイツの背中に羽見たいなものが生えてるわね。まさか!?)

咲夜
貴方、名前は?

テキーラ
テキーラよ。

咲夜
(名前は聞いたことがない。でも、こいつ、間違いない。)

咲夜
テキーラ、だったかしら、テキーラ。貴方、吸血鬼でしょ?

テキーラ
そうだけど。だったら何?

咲夜
(心の声。やはり!)

咲夜
なんでこの紅魔館に来たの?

テキーラ
ふ、それは、レミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットを殺すからよ!

咲夜
!?なぜ!

テキーラ
何故って、それは昔。レミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットに、家族、友人を殺したからよ。

テキーラ
だから私は、レミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットを殺したくて、たまらなかったの。でもその頃は人間だった。だから私も吸血鬼になる薬を調べて調べて調べ続けたの。

テキーラ
そしてあるサイトを見つけたの。そのサイトをクリックしたら全身が熱くて、死にそうになり、気絶したの。そして目覚めたら、吸血鬼になってたの。

咲夜
それで、レミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットを探したの?

テキーラ
そう。

咲夜
でも、なんで紅魔館にレミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットが居ると思ったの?

テキーラ
そんなの簡単よ。色々ネットで調べたら紅魔館の居場所ぐらい分かるわよ。

咲夜
そう、

テキーラ
でも私は、このまま行っても負けるって分かってたからある本を読み、パワーアップをしたの。

咲夜
ある本?

テキーラ
ええ。その本は、【吸血鬼の殺し方】と言う本。その本を全部読んだだけで、パワーアップするのよ。

咲夜
そんなの、、

テキーラ
ええ。私も最初は、デタラメだと思っていたわ。でも、試しに読んでみたら本当にパワーアップしていて、力も更に強くなっていたのよ。

テキーラ
でも、ある日。私は、夜の空の散歩をしていたら、いつの間にか【吸血鬼の殺し方】の本を落としてしまった見たいなの。

テキーラ
そのせいで、私はこれ以上力を得られなくった。

パチュリー
それって、まさか!

パチュリー
まさか、これ?

パチュリーは、テキーラに少し距離取って遠くから見せた。そして、その本には、【吸血鬼の殺し方】と言う題名が書いてあった。
テキーラ
!?貴様!なんでその本を持っている!?

パチュリー
やっぱりそうだったのね。

咲夜
パチュリー様!それをどこで手に入れたんですか!?

パチュリー
ある日。私は、久々に外に出たの。そして外に出て、歩いている時に見つけたのよ。

咲夜
そうだったんですか!

テキーラ
ちっ、そう言う事か、

テキーラ
貴様!それを返せ!

パチュリー
返す訳ないでしょ。

咲夜
パチュリー様。少し、

パチュリー
どうしたの?

咲夜
少し耳を、

咲夜
小声.パチュリー様。その本は、多分アイツに貸すと更に力を得ることができる。なので、その本は、お嬢様に渡してください。

パチュリー
小声.なんでよ?

咲夜
小声.お嬢様にその本を渡したら、もしかしたらお嬢様もその本を読み、お嬢様も力を得ることができるかもしれないからです。

パチュリー
!小声.そう言う事ね!分かったわ!じゃ咲夜、ここはお願いね。

咲夜
小声.はい、任せてください。

そう言いパチュリーは、レミリアの所に向かうのであった。
テキーラ
おい!貴様!どこに行くつもりだ!

テキーラは、剣を出し、剣から弾幕を放った。だがその弾幕は、咲夜のナイフで止められた。
テキーラ
貴様、。

咲夜
ここから先は、行かせません!

テキーラ
なぜその本を持って行った!?

咲夜
さぁ、それは、教えられませんわ。

テキーラ
ちっ、

テキーラ
(心の声。フン、馬鹿め。その本で、さっきのパチュリーとか言ってたヤツに本を読ませる気ね。フン。無駄なのよ。その本は、吸血鬼しか習得不可能だからね。)

咲夜
さぁ、ここからは、私が相手です。私は、そう簡単には、やられないわ。来なさい!

テキーラ
フン、面白い。今度は、もっと楽しませてくれよー!!
