天野 茜
なんとかこれた…
天野 茜
でも10分以上かかったし…太陽がどこにいるかも…
浅野 太陽
はぁ…はぁ…
天野 茜
…っ
天野 茜
だ、大丈夫!?なんで外に…
浅野 太陽
…うるさい
浅野 太陽
僕のせいなんだ…こんな世界になったのは…
天野 茜
え…と、ごめん…意味がわからない
天野 茜
とりあえず手当てしよ。
天野 茜
これはひどい…
天野 茜
包帯の場所分かる?
浅野 太陽
…いいよ。手当てしなくて
天野 茜
私がしたいの!
天野 茜
はー…で、どう言うこと?
浅野 太陽
…僕の父は研究者を信じてた…
浅野 太陽
核兵器を作った科学者を
浅野 太陽
なんでかって?…
浅野 太陽
馬鹿なんだ。父は。なんでだろ…
天野 茜
…
警察
早く入りなさい。
浅野 太陽
いやだ…っ、待ってよ!核兵…っ
警察
それ以上は言うな。処理はこちらでする。
浅野 清一郎
すまない…
浅野 太陽
…今まで行方不明で…なんでだよ!
警察
静かに!そこ止まりなさい。
浅野 太陽
…っ、離せ…っ
その後、核兵器はテロ組織へ渡った。
死刑囚がテロ組織と関連してることを知った父は核兵器の密輸をした。
母もそのことで萎えて、入院した。しかし、その後自殺したと言う。
天野 茜
そっか…
天野 茜
手当てしたし帰るね!
浅野 太陽
…まて
太陽に引き寄せられ、廊下へ出された
天野 茜
え?
浅野 太陽
君はここにいろ。
天野 茜
え…は…なんで?
浅野 太陽
あいつの元へ帰るんじゃない。
浅野 太陽
あいつはー…
天野 茜
…っ
天野 茜
…それ、どう言うこと…?
天野 茜
天野が研究者の息子って…