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テラーノベル(Teller Novel)

天界

side??

「どうした?こんなところまで来て」

天界の最高位置につく神は、不思議そうに私を見ている

??

番にしたい女性ができました。そのことでお話が…

「番…天界にいる存在か?」

??

いえ…

「まさか…悪魔か?」

??

いえ、違います

??

人間です。

「人間…」

「それがどのような代償をもたらすか、お前にはわかるだろう?」

??

はい…

天使と人間が愛し合うなど、天界ではご法度

命のある人間と命のない天使が交わることは、私達天使の方に大きな代償をもたらす

「それでも、お前の決断は揺るがないのか。」

??

はい、私は…

??

彼女に近づきたい…

??

たとえ…堕天使になってでも…

はぁ…と溜め息をつく神

「かつて『絶望』とまで呼ばれたお前が、この様な形で堕天使に降格するとは…」

??

私は人間になりたい

??

叶えてくださいますか?

「ふぅむ…仕方あるまい」

「目を閉じろ。」

目を閉じたその瞬間、音が、肌の感触が変わった。

人間界 市川家

春のポカポカした陽気に翻弄されながら、自分の身体に鞭を打つかのようにアラームが鳴り響く

うーん…

大学生2年目、やはり朝は辛いものだ。

なにつくろ…

ダサい30000円の丸眼鏡に、ボサボサの髪。

顔を洗って、頬を一叩き

「バチンッ…!」

ったぁ…

よし…!

これで完全に覚醒する。

講義までかなり時間がある、ゆっくり出来そうだ

あ、今日ゴミの日じゃん。

ゴミ袋を一纏めに括り、外出しにドアを開けた

山﨑荘 ゴミ置き場

よいしょっと…

ゴミ袋をゴミ置き場に置き、帰ろうとするが…

え…

異変に気づいた

え…足…?

ゴミ袋に埋もれた人の足を見つけた

ど…どうしよう…

とりあえず退けなきゃ…

ゴミ袋を退けていく…

はぁ…大丈夫ですか…!?

足の正体は…

かっこよ…

かなりイケメンな男の子だった…

だ…大丈夫ですかー!?

体調悪いとか…?

??

んっ…

起きた…!

大丈夫ですか…っ!?

起きたと思ったら…

いきなり抱きしめられた…

??

会えた…僕の番…

え…?

この人何言ってんの…!?

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