―とあるSNS―
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通報勢が、着々と警察や文化庁への通報手続きをしてから、数日後。
―秋彦の自室―
秋彦は未だに、AIによる画像生成を続けていた。
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
ふと、秋彦のスマートフォンから通知音が鳴る。自分の作品にコメントがついたのだ。
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦は興味から、そのコメントを見ようと通知に指を伸ばす。
晴れやかな笑顔でセラーノベルのアプリを起動した秋彦であったが、コメントの文面を見た途端、彼の表情は凍りついた。
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
コメントの嵐の中、秋彦は笑う。
最初こそビビってはいたものの、コメントの内容はよく見れば全て似通っている。
勝手に画像を使わないで。
勝手に写真を使わないで。
その画像や写真は、君が好き勝手に使っていいものじゃない。
本来の作者である、私達の権利を無視しないで。
これさえ分かれば、どんな強い言葉でコメントをされても、秋彦の心はダメージを負わずに済んだ。
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
秋彦
恐ろしいことに、秋彦は自分が何故ここまで言われているのか、まるで理解していない。
コメントをする人々を嘲笑(あざわら)う秋彦だったが、ある1つのコメントによって、その笑みは凍り付いた。
アンチ?
アンチ?
秋彦
秋彦はセラーノベルのアプリを閉じ、検索サイトで、コメントされていた通りにワードを入れる。
そこには秋彦が長らく無視してきた、数多の創作者達の声……怒り、悲しみ、拒絶の声が並んでいた。