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目を開けるとそこは
白だった。
陽斗
病院だ。
でも、何故…?
陽斗
身体を起こそうとすると
腹に激痛が走った。
陽斗
自分の腹を見ると、 包帯で巻かれていた。
陽斗
陽斗
駄目だ。
何も思い出せない。
思い出してはいけない気がする。
その時 病室のドアが開いた。
陽花
陽花
陽花
…え?
陽斗
陽花
陽花
陽花
陽花
陽斗
この女が、俺の彼女…?
陽花
陽斗
陽花
陽花
陽斗
俺が謝ると陽花は首を降って ニッコリと笑った。
陽花
それはとても綺麗な、 心が浄化されるような笑顔だった。
陽花
陽斗
陽花
そう言って陽花は去っていった。
夜
痛みもだいぶ引き、 立ち上がれるようになった。
陽斗
俺の病室のドアの前に、人の気配を感じる。
医者や看護師ならば、ドアの前で 立ち止まる必要がない。
じゃあ、誰だ…?
陽斗
俺は唾を飲み込み、警戒しながら そっとドアを開けた。
そこには
1人の女性が立っていた。
愛菜
愛菜
俺にはこの人も誰か分からなかった
陽斗
愛菜
彼女は少し目を見開き、 その後すぐに目を伏せた。
愛菜
愛菜
それだけ言うと、女性はあっという間に去っていってしまった。
何だったのだろう。
俺は少しモヤモヤとした気持ちで 布団に入った。
次の日
約束通り、陽花は俺の所に来た。
陽花
陽斗
陽花
陽斗
陽花
陽斗
陽花
陽斗
驚いた。
俺にはストーカーがいたのか。
陽花
陽花
陽斗
陽花
陽花
陽花
陽花
陽斗
陽斗
陽花
陽花
陽花
陽斗
陽花
陽斗
陽花
陽花は手を振り帰って行った。
俺は考えていた。
ストーカー。
昨日来た女が怪しいのでは…?
陽斗
あぁ、まただ。
また気配を感じる。
俺は扉を開けた。
愛菜
そこには予想通り昨日の女がいた
陽斗
愛菜
陽斗
愛菜
愛菜
そう言うと女は早足で去って行った。
何なんだ、あの女。
…明日陽花に聞いてみるか…
次の日
またしても、陽花が来た。
陽花
陽斗
陽花
陽斗
陽花
陽花
陽斗
まぁいずれ言おうと思っていたことだ。
陽斗
陽花
陽花
陽斗
陽花
陽花
陽斗
陽花
陽斗
やはりあの人はストーカーだったのか。
陽花
陽花
陽斗
陽花
陽花
陽斗
陽花は心配そうに帰って行った。
でも、俺は…!
人の気配がする。
俺はすぐに扉を開けた。
愛菜
陽斗
話しかけたのは良いが…
なんて声をかけるべきだ?
愛菜
愛菜
陽斗
彼女…?
いや、でも俺の彼女は陽花…
のはず…
陽斗
愛菜
陽斗
俺がそう言った瞬間
彼女の目の色が変わった。
愛菜
陽斗
愛菜
そう言うと彼女は走り去ってしまった。
…どうしたのだろうか…
愛菜
陽花
愛菜
陽花
陽花
そう。あれは真実だ。
愛菜
陽花
本当のことなんだ。
愛菜
陽花
あたしと陽斗くんは付き合っている。
それは、真実。
本当に、真実?
あれは真実…あれは真実…
真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実真実
愛菜
陽花
愛菜
愛菜があたしに掴みかかって来た。
陽花
あたしは、愛菜を_________
次の日
今日は、なかなか陽花が 来なかった。
事故にでもあったのだろうか。
それとも、変な男に絡まれているのだろうか。
心配で、心配で。
ソワソワしていると、いつもより 1時間遅れて陽花が来た。
陽斗
陽花
陽斗
陽花
陽斗
俺がホッと胸を撫でおろしていると 陽花が口を開いた。
陽花
陽花
陽斗
陽花
陽斗
陽斗
俺は病室をあとにした。
案の定、無事に許可を得ることが できた。
陽花
陽花
陽斗
俺がそう言うと陽花はパァッと 顔を輝かせた。
陽花
陽斗
陽花
…そう言えば。
陽斗
陽花
陽花
陽斗
本当に何処だろう。
検討もつかない…
その後、他愛のない話をしながら 歩いていると。
陽花
一棟のマンションの前についていた。
陽斗
陽花
ここが俺の家なのか…
ボーッと見ていると、陽花が口を開いた。
陽花
陽斗
なんだろう。
なにか凄く嫌な予感がする。
陽花
陽斗
陽花
そう言って彼女は扉を開けた。
そこは_________
赤だった。
それを俺が血だと気がつくのに時間はかからなかった。
陽斗
陽斗
陽花
そう言って彼女は元々人間だった ものを指差した。
それは毎晩俺の病室に来ていた女 だった。
女は至るところから血が出ており、 絶命していた。
陽斗
陽花
陽花
俺はその瞬間全てを思い出した。
陽花は彼女ではない。 本当の彼女は愛菜だ。
そして本当のストーカーは…
陽花だ。
俺は怖くなり、逃げ出そうとした。
しかし、呆気なく陽花に捕まって しまった。
陽花
陽斗
陽花
彼女は笑いながら俺に落ちていた 包丁を突きつけ、言った。
陽花
ユナ
ユナ
ユナ
ユナ
ユナ