じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
なおきり
ゆあん
なおきり
ゆあん
なおきり
やばい思い出すだけで 勝手に口角が上がってしまう。
俺ほんとはこんなキャラ じゃないんだけどな……笑
思い出すのは昨日の出来事。
避けられまくりすぎて 放課後の教室で落ち込んでた時。 心配して話してきてくれた鈴木先生に 勇気づけられもうこうなったらじゃぱぱに意地でも聞いてやると決意した俺。
思い立ったら即行動、 部活終わりを狙おうと教室の時計を 見る為に視線を移した時に丁度 廊下にいるじゃぱぱ見かけた。
だがじゃぱぱと声掛けても返事はなく 案の定驚く素振りだけを見せたあと 俺を見るなりすかさず逃げ出した。
そんなじゃぱぱに分かっていたとはいえ やはり多少の悲しさを覚えた。
だが決意した俺は今までとは違う。
逃げ出すじゃぱぱを見ても 前のように諦めることは せずに逃げられた悲しさを そのまま怒りに変えて 爆速で追いかけた。
結果 「強引に詰め寄って 無理矢理にでも聞く」 という大胆な作戦は案外にも 上手くいったらしい。
寧ろ想像以上のプラスだった。
その大収穫、といえば。
じゃぱぱ鈴木先生の事が好きなわけではなかったと分かったことだ。
俺のここ最近の不安はほぼそれだった。 そして同時にじゃぱぱと 変に拗れたのもそこからだ。
だけど昨日判明したあの日 じゃぱぱがあそこまでして ついてこようとした理由と その後に俺を避け始めた理由。
聞いた?皆。
''先生を取られたくない。''
だって。
……いや流石に可愛すぎて危なかった。 あの場ではあれ以上いかなかった 俺を褒めて欲しいくらいだ。
じゃぱぱが涙目になりながら訴えていた 発言「俺だってもっと話したい」も 「もっと一緒にいたい」も鈴木先生 の事なのだと思っていた分、 その反動に大きくやられた。
ゆあん
……とは言ってももちろんじゃぱぱの あの発言が『生徒として』なのだと いうのはきちんと弁えている。
誤解されたくなさそうな感じ ……だったし。
それでも今までのあれが全て鈴木先生 ではなく俺の事を考えての行動だった と思うとやっぱり嬉しくてどうしても にやけてしまうことを抑えられない。
仮に先生としての''好き'' でも俺は嬉しい。
今はそれで十分だ。
とまあこうして俺は昨日の放課後から 壊れた表情筋を取り繕うのに 精一杯な訳だ。
……だがそれでもやっぱり溢れ出てきて しまうものはしょうがないようで流石の なお兄にも全てお見通しだった。
最近あまり会えていないけど会ったら もふくんにも見透かされて しまうんだろうな。
なおきり
ゆあん
ゆあん
なおきり
ゆあん
もふ
なおきり
ゆあん
もふ
なおきり
もふ
ゆあん
なおきり
ゆあん
ゆあん
もふ
もふ
ゆあん
なおきり
なおきり
ゆあん
ゆあん
もふ
ゆあん
もふ
なおきり
ゆあん
ゆあん
なおきり
ゆあん
ゆあん
もふ
もふ
ゆあん
もふ
なおきり
こいつら。 俺の感謝を無下にしやがって。 別に今までもそこまで 尖ってねーからな?笑
上げて落としてきたな… と思いながらも ニヤニヤと微笑みながら PCに向き直った 2人をみてやっぱ2人は 良い奴なんだな〜 と実感する。
こうやって適度にふざけてくれる 所もたまに的確なアドバイスを 入れてくれるところも 全部含めてとても話しやすいので 好きだ。本当に同じ学校に就けて よかったと思う。
話に一段落が着きそのまま業務に 戻ろうとしたところで 急になお兄が生徒・先生共に 涙の現実を突きつける様な 言葉を発した。
なおきり
ゆあん
なおきり
そう、やってきたテストの季節。
まあ夏休み明けのテストは毎年範囲が 狭いので補習者は比較的少ないはずだ。 ……本来なら。
だがそんなテストでさえも毎回 やらかす人物が1人。 それはみんなご存知、黄瀬たつやだ。
あいつはどんなテストでも 関係なく赤点を取る。 ごく簡単な小テストでも、だ。 もう多分1種の特技なんだろまじで。 もっと尊敬できる特技を 身につけてほしい所なんだけどな笑
そしてそんなたっつんの今までの 補習の回数は数しれず。 ちなみに今年度あったテストでの 補習回数は異例のコンプリートだ。 俺がまだこの学校に来ていない 去年の数々のところで学年最下位を 維持していたらしい。
たっつんが補習決定する度に 担当教師の俺までが補習に 付き合わされているというのだけは 本当に何とかしてほしいと 常々思っている訳で。
ゆあん
ゆあん
なおきり
ゆあん
なおきり
ゆあん
じゃぱぱに避けられていた事件を 無事に解決した今の俺は 心に大きな余裕がある。
だから今回はたっつんの赤点回避を 努められるよういつも以上に 頑張ってみようかな〜なんて 張り切ってその日の仕事を終わらせた。
じゃぱぱ
ゆあん
次の日。
ちなみにあの日からじゃぱぱが 俺の事を避ける事は無くなった。 むしろ話しかけに来る回数は 以前よりも増えた気がする。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
2年3組の教室へと向かいながら そんな風に他愛もない話をしていると。
鈴木先生
鈴木先生
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱと話していた所に 朝の準備を終えた鈴木先生が こちらへやってきた。 そしてじゃぱぱのさらに横の位置を 陣取りそのまま歩く鈴木先生。
…まあ今までだったらちょっと 敵対したかも、しれないけど。
昨日の出来事があって 鈴木先生は今は安全圏だと 確認できたからそこまで焦らなくても 大丈夫なはず。 ……まあまだ安心は出来ないんだ けどね。
鈴木先生
ゆあん
鈴木先生
じゃぱぱ
鈴木先生
じゃぱぱ
ゆあん
何かを言いかけた鈴木先生。
すると急にじゃぱぱが鈴木先生の 発言を遮り焦ったように声を上げた。
じゃぱぱ
ゆあん
鈴木先生
そのまま何を言うかと思ったら 俺の腕を掴みながら同意を求めるように 発したのはこんな言葉。
……いや、俺何も聞いてないんだけど?
ゆあん
じゃぱぱ
鈴木先生
じゃぱぱ
じゃぱぱ
鈴木先生
ゆあん
どゆことだ?
今目の前の2人の間にはお互いにピリピリした雰囲気が流れている。
……まず間に俺を挟まないで 貰ってもいいかな?
さっきまでは俺・じゃぱぱ・鈴木先生 の並びだったはずなのにいつの間にか 俺の両サイドにそれぞれが 配置されている状況。
訳分からず困惑していると じゃぱぱが先に行動に移した。
じゃぱぱ
ゆあん
そしてじゃぱぱはそのまま鈴木先生を 置いて俺を引っ張りながら 教室へと向かった。
……実際鈴木先生も教室 同じなんだけどね笑
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
鈴木先生と距離ができ 俺の手を引いて走るのをやめた じゃぱぱに問いつめてみると 口をとんがらせ少し拗ねたように しながらそっぽを向いて そう答えたじゃぱぱ。
おや、これは。
……もし俺の自惚れで無ければ、 都合よく解釈しても良いなら、 恐らくこれは
''やきもち''だよな。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
そうじゃぱぱが俺の名前を呼ぶ時は 「ゆあん先生」か「先生」のどちらか。 その中でも大抵は先生というように 省略して呼ばれるのでゆあんという 名前を入れて呼ばれることは とても珍しかった。
それなのに今朝は必要以上に ''ゆあん''という言葉を使って 話してきていたのだ。
これは多分。
鈴木先生
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
あれは多分彼なりの牽制なんだろうな笑
口元を手で隠しながら 顔を真っ赤に染めているじゃぱぱ。 こんな可愛い姿みたら 意地悪だってしたくなる。 これはじゃぱぱが悪いわ。
そう開き直ってじゃぱぱとの頭に ぽんぽんっと軽く手を置いた後 浮上する気持ちを抑えながら 教室への戻った。
柄にもなく放課後 すげえ楽しみだななんて思いながら。
コメント
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続き待っているので大丈夫です❗それとじゃっぴのヤキモチがかわいすぎたんですが天才ですか?そうそう続きはいつでも良いので待ってます❗
お久しぶりですッッ! 久しぶりに見れて飛び上がってしまいました🫣💓これからもあゆさんのペースで投稿してください🙄応援しています🙌🏻
長くなります。 僕も最近テスト終わりました(T_T) お疲れ様です!テラーを開いたら出てきたので、ウッヒョォキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!←僕w ってなりましたw。やっぱり待ったかいがありましたね! 久しぶりにみると嬉し涙が出てくるものですね🥲 見てる時、(・∀・)ニヤニヤしながら見ました(こうゆうひといるかな?僕だけ?w) また次の投稿も待ってます!応援してます!頑張ってください!