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主
主
主
主
主
では
\(❁´∀`❁)ノドーーゾ
💛
僕は、彼を思い飼っているハツカネズミの名前を呼ぶ
彼が消えたあの日付けた名前
足を運ぶ。 君が消えたあの場所へ あの日の記憶が蘇る
新学期。高校生活がはじまった入学式。 1人でいた僕に話しかけてくれたのは彼だった
💙
びっくりしながら僕は答えた
💛
礼儀正しく返事をすると彼は
💙
僕と彼が仲良くなるのにあまり時間はかからなかった。 僕はいつの間にか彼の事を
💙ちゃん
と呼ぶようになっていた。
ある日僕は彼に聞いた
💛
僕と彼の出席番号は遠いはずなのに。 すると彼は答えた
💙
💛
💙
彼の顔は見た事ないくらい真っ赤だった。
僕の心の奥がドクンッとなった。
そして、その時彼の事が好きなんだと気づいた。
💙ちゃんの頼る人は僕だけでいい。 💙ちゃんに話しかける人は男女構わず睨みつけていた。
お揃いのキーホルダーまで買った。 一緒に鞄に付けていた。 それだけで、💙ちゃんを独り占めしてるような気分になった。
夏が終わり、秋が始まり、冬が始まり、春が始まり 僕達は2年生に進学した。
💙ちゃんとは同じクラスだった。 今年も💙ちゃんを独り占めできる。 そう思ってた…なのに
💛
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💗
💙
💗
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どうしてだ…足がすくむ。声が震える。
💛
一方、💙ちゃんは明るく言った
💙
上手く笑えない。でも、💙ちゃんの前だ。
せめてもの思いで作り笑いを浮かべる。
💛
1年生の時のように席は離れている。 だけど、💙ちゃんと💗くんの席は前後
そのせいで、2人の距離は近くなり、 僕と💙ちゃんの距離は遠くなった 不安を抱えた2年生の新学期
💛
💛
💛
💛
初めから歪んだ彼への恋心は更に形を変えていく
💗くんと💙ちゃんが隣を歩くだけで、心が苦しくて、意識が黒い霧に包まれる気分になる
💛
そんな7月終わり💙ちゃんの鞄からはお揃いのキーホルダーは無くなっていた。 そのまま、夏休みがはじまった。
そんな時、僕にある考えが浮かんだ。 そのために💙ちゃんと連絡をとっていた。
💛
💙
💛
💙
またか…
💛
遊びに誘うと💙ちゃんはいつも💗くんを誘ってきた。 それでも、僕は耐えてきた。 その企みを実行するために
そしてむかえた新学期 いつもより早く家を出て、いつもより早い電車に乗る
7時10分 早く来すぎたせいか、クラスには誰もいない。
そして、💙ちゃんの机に行き、鞄からそれを取り出す。
そして机の上に置き、図書室に荷物を持って向かう。 きっと皆が登校する時間帯には教室はざわめいているだろう。
僕が毎日登校している時間帯に教室に戻る。 やはり、教室はざわめいていた。 愛しい席の人、そこにいる本人は追い詰められた表情をしている
僕の置いた花瓶を見て。
💙ちゃんの所に寄り、みんなに言い聞かせるように言う
💛
皆が更にざわめき始める。 そんな中
💗
と、元気な💗くんの声が静かになった教室に響く
💗
💗くんは分かりやすく戸惑う。 クラスメイトが💗くんを睨みながら言う
クラスメイト
クラスメイト
💗
💗
💗くんが僕らに近づく。 💙ちゃんが口を開く
💙
💗
💙
💗
すると💙ちゃんは爪を突き立てた手で花瓶を掴んだ。 そして、窓を開き人をいない事を確認して 思い切り花瓶を下に投げつけた
ガシャン!!
花瓶が割れた音がする。ここは3階。 窓から覗きこむと、花瓶は粉々になっていて花だけが残っていた
クラスメイト
クラスメイト
9月の朝、静寂を切り裂くような悲鳴が教室をこだまする。 そんな教室とは裏腹に、窓には青空が広がっていた。
計画どおり。 僕は顔に出ないように心の中で微笑む。 💗くんは次の日から学校に来なくなった。
僕が仕組んだ1件。 それは、💙ちゃんの心に深い傷をつけた。 それもそうだ、仲の良かった友達に裏切られたからだろう
💛
💛
💛
僕からは行かない。💙ちゃんが頼ってくるのを待つんだ
💛
💛
主
主
主