恋の雫を欠片に治して

10年後 あいすside

と言い、私は上へあがる。 この10年の間にけっこう仲深まったな…

こうやってからかってくるようになったんだよな…。

ﾊﾞﾀﾝ

数時間後

私は10年前、自身がつけてた日記を見つけた

と、決心しページをめくった。

〇月‪✕‬日 自称神様がやってきた。 幸せにするとかなんだか言ってたけど、失恋したから幸せなんてもう訪れない。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 勉強 2時間 ゲーム 5時間

☆月＊日 今日はしょこらとショッピングに行った。楽しかったけどスクールアイドルに誘われた。 正直やりたくない あんなこと言われたから ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 勉強 30分 ゲーム 4時間

□月〇日 今日は最悪だった。きるとさんには無視されるししょこらには話して貰えない なんでかわかった気がする。 とりあえず部屋に籠っておきます。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 勉強 0分 ゲーム 1時間

△月△日 今日は皆でタコパした。 きるとさんも楽しそうに食べていてよかったなと思った。 たるとくんがやってくれた。なんでもできるんだなあ…

<あいす！ご飯~

私はすぐに下に降りた。

5年記念日のこと忘れてないかなとちらちら見ている。

といい、渡された物は綺麗なものだった。

と、渡す。

ペアリングやってみたかったからね！

と、私は笑う。

幸せだなあ…

の一言で私の顔は真っ赤になった。

めっちゃツボってる。 そんな面白いことだったか？

きるとside

…えっ？ 俺じゃん…。 Crown Promise 青色担当 みらや

俺はあいすの所に行き、耳元で

と言った。

わかってないみたい。 今、一緒にいて話してる人がここにいるじゃんか。

あいすside

［最推しは案外近くにいる］… もしかしてきるくんとか？

と、私も上にいった。

NOside

部屋に男女が座っている。 1人は推し活が充実している少女。 1人は勉強している少年。

いずれにせよ、幸せなことにはかわりない。 いつからこの少女は幸せになったんだろうか。

それは分からないまま、3年の月日が経った。 今、ものすごく幸せそうな顔をしている。

どうやら最推しみたいで。 にやけが止まっていませんよ。

謎基準で決める幸せ。 それがさらに幸せになっていくことを彼女は知らなかった。

恋の雫を欠片に治して 𝑭𝒊𝒏.

筆者あとがき