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はぁーー…(-_-#)…!
病院から退院した、その翌日の朝のことー。 他の学生達に混じって高校までの通学路を歩く私(未光)は、さっきからイライラしていた。
…何故ならー前世の時も視えていた変なものが、みえ始めたから…!!
??
みこう(未光)
ー昨夜は昨夜で、イケメン過ぎなお父様と、美人なお母様に、無理矢理にパジャマ姿の写真を撮らされたしぃ…(>д<)ノ…!!!!
みこう(未光)
ーそれに…私が昨日見た感じだと、私の両親の家はー。
ーかなり、裕福な方だと思った。
みこう(未光)
ー前を見ずに歩いていた私の、目の前に…その時、一台の自動車がとびだしてきた。
??
みこう(未光)
ー私はその時まで、宇宙人のような、その奇妙な人が視えていない振りをしていた。
ーけれど…私の不注意のせいで、状況が変わってしまった。
ズガガガガ!!!!
ー私は落ち着いて、その場から数歩離れ、近づいてくる自動車を見た。
??
みこう(未光)
??
話さないつもりにしていたのに、目が人よりも大きいその人と、話してしまったぁ(つд;*)…!!!
ーみこう(未光)、この世界に来てからの、一生の不覚‼️
みこう(未光)
私は慌てて、ブゥーンというエンジンの下、一切スピードを緩めない車を凝視し始めた。
大丈夫、こういうことには…こういうことには、慣れきっている。
(…恐らく、このトラックの運転手さんは、止まるに止まれないんだろうけど…!!)
みこう(未光)
??
ガガガ…!!!!
ー未光のおかしな言葉に、奇妙な容姿の「人の形を取ってはいるが、人ではないもの」が頓狂な声を上げる。 その間にも、ぐんぐんと、彼らに向かって近づいてくるトラック…
みこう(未光)
ー未光は両手で、スピードが収まらない車を、軽く押さえたー
ーはずだった。
ドゴオオオオン!!!
みこう(未光)
ートラックが、遥か先の交通路まで吹っ飛んでいくのを見た未光は、スッ頓狂な声を上げた。
??
みこう(未光)
??
みこう(未光)
ー未光が人ではないものの言葉に、首をかしげている間にーー。
ーキイイイイィーッ!!!!
傍若無人に暴走し掛けていたトラックが、その場で急停止した。
??
みこう(未光)
??
みこう(未光)
ーそんな会話をしながら、二人の足は自然と、未光の高校へと向かっていた。
みこう(未光)
??
みこう(未光)
みこう(未光)
私が何を言っても、この不思議なものは、私に付いてくるんだろうなぁ…( -。-) =3…。
ーこういう人には、諭すのは無理だな…と悟った未光は、自己紹介の後は何も言わずに、ひたすらに高校を目指して歩き続けるのだった…。
??
ーそんな彼女を、トラックから降りてきたスーツ姿の美男が見ていることには、一切気付かずに…。