TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

私の記憶はファンタジー!?ー気付いた時には、魔法が使える日本に転生していました…!?ー1

一覧ページ

「私の記憶はファンタジー!?ー気付いた時には、魔法が使える日本に転生していました…!?ー1」のメインビジュアル

私の記憶はファンタジー!?ー気付いた時には、魔法が使える日本に転生していました…!?ー1

1 - 私の記憶はファンタジー!?ー気付いた時には、魔法が使える日本に転生していました…!?ー1

♥

30

2022年07月03日

シェアするシェアする
報告する

はぁーー…(-_-#)…!

病院から退院した、その翌日の朝のことー。 他の学生達に混じって高校までの通学路を歩く私(未光)は、さっきからイライラしていた。

…何故ならー前世の時も視えていた変なものが、みえ始めたから…!!

??

…ナンダ

みこう(未光)

…スタスタ…!
(うわぁ、何か言ってきてる((((;゜Д゜)))…!?)

ー昨夜は昨夜で、イケメン過ぎなお父様と、美人なお母様に、無理矢理にパジャマ姿の写真を撮らされたしぃ…(>д<)ノ…!!!!

みこう(未光)

(…あの二人に甘やかされるの、「りあ」としての私にとっては、しんどいんだけどなぁ…( ´Д`)…ハァ…ー!!)

ーそれに…私が昨日見た感じだと、私の両親の家はー。

ーかなり、裕福な方だと思った。

みこう(未光)

(世の中には、貧しい家庭もあれば、裕福な家庭もあるけれど…。
…ッ、でも、私は…っ…!!!!)

ー前を見ずに歩いていた私の、目の前に…その時、一台の自動車がとびだしてきた。

??

!アブナ…!!

みこう(未光)

!?

ー私はその時まで、宇宙人のような、その奇妙な人が視えていない振りをしていた。

ーけれど…私の不注意のせいで、状況が変わってしまった。

ズガガガガ!!!!

ー私は落ち着いて、その場から数歩離れ、近づいてくる自動車を見た。

??

オイ、アブナイ!!
キケン、キケンダカラニゲロッテ、イッテルダロ…!?

みこう(未光)

…こういうことには馴れてますっ、ご心配無く!!

??

…ハ!?

話さないつもりにしていたのに、目が人よりも大きいその人と、話してしまったぁ(つд;*)…!!!

ーみこう(未光)、この世界に来てからの、一生の不覚‼️

みこう(未光)

(いやいや、今の問題は、それじゃなくて…(;゚Д゚)…!!)

私は慌てて、ブゥーンというエンジンの下、一切スピードを緩めない車を凝視し始めた。

大丈夫、こういうことには…こういうことには、慣れきっている。

(…恐らく、このトラックの運転手さんは、止まるに止まれないんだろうけど…!!)

みこう(未光)

ー目的は何ですか…!?
まさか、私の暗殺とか(ノ゚Д゚)ノ…!?
違う世界に来たんですから、まだ死ねないんですが!?

??

?!ナンノハナシヲシテー

ガガガ…!!!!

ー未光のおかしな言葉に、奇妙な容姿の「人の形を取ってはいるが、人ではないもの」が頓狂な声を上げる。 その間にも、ぐんぐんと、彼らに向かって近づいてくるトラック…

みこう(未光)

…よしっ…こうなったら…!!

ー未光は両手で、スピードが収まらない車を、軽く押さえたー

ーはずだった。

ドゴオオオオン!!!

みこう(未光)

…ひょえっ(゚Д゚)!!?

ートラックが、遥か先の交通路まで吹っ飛んでいくのを見た未光は、スッ頓狂な声を上げた。

??

…トバシタホンニンガオドロクトハナ…

みこう(未光)

…だ、だって…!!
私、ほんのちょっとの勢いでしか、飛ばしてませんもん(*`エ´*)!!

??

…ソ、ソウナノカ!?
…ダトスルトオマエノマリョクハ、ヒトノナンバイモオオキイカモシレンナ…!

みこう(未光)

…ま、まりょく…(-ω- ?)…??

ー未光が人ではないものの言葉に、首をかしげている間にーー。

ーキイイイイィーッ!!!!

傍若無人に暴走し掛けていたトラックが、その場で急停止した。

??

…トマッタナ…!

みこう(未光)

…はいっ、ご心配を掛けて、すみませんでした(;>_<;)…っ!!

??

…イヤ、ワレワレハナニもシテイナイノデアルガ…?

みこう(未光)

…えっ…?

ーそんな会話をしながら、二人の足は自然と、未光の高校へと向かっていた。

みこう(未光)

…宇宙人さんも…その、私の高校へ付いてくるおつもりですか…(;゚Д゚)…?

??

ソウダガ、ビジンサンハ、イヤナノカ??

みこう(未光)

…びびん!?
いいえ、私の名前は未来の未に
光って書いて、みこう「未光」ですっ(>д<)ノ…!!

みこう(未光)

(ー正直、目立つのが嫌だから…!!!!
…宇宙人さんには、来て欲しくないんだけど…(。・´_`・。)…。)

私が何を言っても、この不思議なものは、私に付いてくるんだろうなぁ…( -。-) =3…。

ーこういう人には、諭すのは無理だな…と悟った未光は、自己紹介の後は何も言わずに、ひたすらに高校を目指して歩き続けるのだった…。

??

…漸く、車が止まった…
(車から遠ざかっていく未光を見つける)
…もしや、あの方が、父さんのトラックを…(ノ゚Д゚)ノ…!?

ーそんな彼女を、トラックから降りてきたスーツ姿の美男が見ていることには、一切気付かずに…。

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚