季節は梅雨。
梅雨らしく外はザーザーと雨が降っている。 朝は振ってなかったし、もし降っても寮は校舎の裏手にあり近いため、いけるかなって思ってたけど、この様子じゃズブ濡れ確定だ。
藤澤
大森
あれから何回か涼ちゃんから連絡貰い、その度にぼくはここに遊びに来ていた。
藤澤
大森
雨に楽しい時間を邪魔され、少し拗ねるぼくに、涼ちゃんは笑う。
藤澤
大森
それはそうだけど、やっぱり雨が許せない。
藤澤
大森
涼ちゃんは、ぼくをからかうように笑うと、帰る準備をし始める。
藤澤
二人で下駄箱まで歩いて行き、外に出る。
藤澤
大森
傘を持ってない涼ちゃんの気遣いを遠慮し、ぼくは寮まで走っていった。
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おおおおおおおおおおお