sha
……、
好きな武器を選べ…そう言われた為、 ナイフを選ぶ。
kn
……それでええんか?
sha
…えぇ、
kn
…本気でやるで?
sha
…あぁ、なら、…糸を潜りつけてもいいですか?
kn
ナイフにか?
sha
…えぇ、
kn
…まぁええけど。
…此奴、ちゃんと説明せぇへんのか? 俺が初見やないから出来ると思うけど…、
sha
…1体1の決闘をするって言う認識であってます?
kn
…あぁ、あっとんで!!
kn
…そんじゃ、始めよか。
kn
…それじゃあ、…初め!!!
その合図で、俺は真っ直ぐ突き進み ナイフを振り上げる。
kn
…お、…ええん?
ナイフを振り上げる動きをすると、 こいつは、俺の体を刺そう…そう、剣を向けてくる。…
そこまで測っていた。 っていうか、俺やなきゃ…これ死んどるで?
…まぁ、ええけど。
向けられた大剣が俺に刺さりそうになった瞬間に俺は、足で大剣を横に蹴りあげる。
kn
あ”ッ…ちょ、ッ!?
すると、剣を手放す。 その剣を片手で受け止め そのまま二刀流にして、首を挟み ニヤリと笑う。
sha
…チェックメイト。
kn
…はぁw…、強ぉ…、…って言うと思ったか?
急に鳩尾を蹴られ、意識が点滅する
sha
チッ…くっそ、
鳩尾に入った攻撃は、 物凄く痛かった。…その衝撃で大剣とナイフを落としてしまう…まぁ、ナイフは手に糸を括ってあるから、まぁ…いいんやけど…、…手加減を 知らんのか、こいつは…、
kn
ッはwww、雑魚やな、
そして、俺が手放してしまった こいつの大剣が俺に向けられる。
…が、俺はナイフに繋げた糸をクイッと引っ張る。
sha
…ッは、ッ…雑魚乙ぅ、…w
ナイフは、コネシマの首の後ろに キッパリとつく。 俺が動かしたら、…こいつは死ぬ。
kn
…はぁー、……まじかぁ、…
kn
…引き分けや。武器しまえ
sha
…はい。
kn
…糸をナイフに括り付けて、俺の首の後ろに丁度くっつける…ってどうやるん?
sha
…あー、…、鳩尾に一発やられる前にあんたの上にある木に1周糸を潜りつけてたんですよ。
kn
…はぇー、んで、…俺を丁度その位置に立たせた後糸を…ふぅーん。
kn
…まぁ、合格でええやろ。
kn
先行ってええで。次は筆記試験や。
sha
…はい。
kn
キーワードは、コネシマ。
kn
次は、…赤い瞳の奴が居ると思う。そいつに話しかけてキーワード言え、
sha
……はい。
kn
…お前多分この軍に入れるわ
sha
…そうですか。
kn
…引き分けなんて、…新人で入ってきた奴らでやったんなんて、…ショッピぐらいやったからな…。
sha
…ふぅーん、
kn
…興味無さそうやな。…まぁええわ、
sha
…。
kn
…またな。
俺はその問いに答えることなく、 そのまま指さされた方向へと進んだ。