熱い...痛い...苦しい...
庵
焼けるような喉の痛みと共に俺は目を覚ました
庵
庵
庵
俺は世に言う吸血鬼だ
まぁ吸血鬼だからと言って俺は人から吸血したくないので輸血派だしそう人間と違いはない
庵
庵
庵
庵
凜華
下でそう叫ぶのは、妹の凜華。
兄妹と言っても俺と凜華はあまり似ていない。
凜華は人間だし、俺と違って容量も良く、頭も良いので人に好かれやすい。
実際、こんなダメな兄貴でも変わらず仲良く接してくれるんだから相当なお人好しだ。笑
凜華
庵
凜華
庵
そう言うと俺は急いで支度を済ませ、凜華の元へ向かった。
庵
凜華
庵
凜華
庵
凜華
庵
大丈夫、だよな...?
刻々と酷くなる喉の痛みと熱を振り切るように俺は歩き出した。
学校にて
英
碧斗
凜華
庵
今来た2人は凜華と俺の友人で、碧斗は俺と、英ちゃんは凜華と同じクラスだ。
2人ともとても良い奴らだ。特に碧斗は幼稚園からの付き合いで、未だに家族絡みで中が良いこともあり、家族同然の存在だ。
...そして俺の好きな人だったりする。
凜華
庵
凜華
凜華
碧斗
庵
碧斗
英
凜華
庵
碧斗
庵
英
庵
凜華
庵
凜華
庵
教室にて
碧斗
庵
碧斗
庵
碧斗
庵
碧斗
碧斗は家族以外で俺が吸血鬼なのを知っている唯一の人でもある。
碧斗の血は正直、凄く魅力的だ。だが好きな人の血を飲むのは一線を超えるようで気が引ける...。
それに俺は、絶対に人から吸血しないと決めたのだ。
庵
碧斗
庵
碧斗
庵
キーンコーンカーンコーン×4
先生
先生
庵
さっきは碧斗にああ言ったが、実はかなり限界に近い。
しかし碧斗に言えば彼は自分の血を飲めと言うだろう、それだけは避けたいのだ。
庵
熱い...痛い...苦しい...熱い...熱い...音がだんだん遠くなってゆく──
庵
うだるような熱と痛みに包まれながら、俺は意識を手放した。
先生
碧斗
碧斗は庵を抱え、保健室へ歩いてゆく
碧斗
先生
先生
愛瑠
先生
愛瑠
英
先生
愛瑠
先生
英
庵
凜華
碧斗
先生
先生
全員
先生
コメント
5件
あー、いちおーコメ欄見た人に。 前のアカウントログイン出来なくなっちゃったのでこっちに移りました〜!
フォロー失礼します! 吸血鬼、、、フヘッ((吸血鬼いいですよね!
フォローしました! 早く続き見たいなぁ