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ユイ

(今のうちに…)

バァンバァン

エヴィラム

ぐっ!

エヴィラムの左腕に当たる

エヴィラム

クソがっ…!

エヴィラム

おらぁっ!!

ユイ

っ…!

ユイ

(保護対象は…無事…)

ユイ

(別にいい…私は死んでも…別に…)

ユイ

(すべきは保護対象と女の子の保護、)

ユイ

(あとはシキがここに辿り着くまで耐え凌ぐ)

ユイ

(そうしたらもう死のう)

ユイ

(中隊長クラスにナイフなしの私が叶うはずがない)

エヴィラム

どうしたぁ?

エヴィラム

武器がねぇと太刀打ちできねぇかぁw?

ユイ

アユト

ユイさん!!

ユイ

(保護対象…!女の子を抱えてる)

ユイ

(助かった…けど私を呼んだらエヴィラムの意識がいっちゃう…!)

ユイ

馬鹿…!そんなこと報告せずに逃げろ!

アユト

ユイ

(そんな不満そうにしないでよ)

ユイ

…感謝してる

アユト

!!!!

アユト

はい!

エヴィラム

おいおいここはおあそびじゃねーんだぜ?

エヴィラム

手負いのセルターが勝てる場所じゃねーんだよ!

バァンバァン!

ユイ

うあっ…!!

ユイ

(右手に…2発被弾した…)

ユイ

(ただですら精度の悪い銃が…!)

ユイ

(けど保護対象が離れた…シキは…まだ…)

ユイ

当たらない…!

エヴィラム

ヘッタクソだな〜

エヴィラム

おいおいやっぱナイフないと無能だな

エヴィラム

…散れ

ユイ

っ…

ユイ

(もう…無理…か…)

エリナ

先輩!!!!!!!!

エリナ

やめろぉぉぉ!!!!

エリナ

先輩に…!!近寄るな…!!

バンバン!!

ユイ

なんで…

エリナ

先輩、忘れ物です!

ユイ

ナイフ…

エリナ

先輩ならまだ戦えます

エリナ

シキさんも中隊長と対峙していて、

エリナ

私は戦闘員の対応に向かいますので…

エリナ

お願い…勝って…

ユイ

…!

ユイ

(私は…まだ…死ねない…)

ユイ

任せて

エリナ

はい

エヴィラム

吹っ切れたところでだよ

エヴィラム

既にお前は右腕に2発の被弾、

エヴィラム

数多くの外傷、もう手遅れだ

ユイ

別にいい、

ユイ

(現状なんて変えられないんだから)

ユイ

ユイ

(みんなのため、絶対完遂する)

エヴィラム

…こい!!!!

ユイ

バァン!

エヴィラム

ぁ!?

不意打ちの銃撃がエヴィラムにヒットする

ユイ

ちょろ

ユイ

(前追い込まれた記憶があるうちは絶対に私のナイフを警戒する)

ユイ

(見てから銃弾を交わすなんて人間には不可能、銃の角度とかで予測する必要がある)

ユイ

(だから意表をつかれる銃撃なんて避けられない)

エヴィラム

ちっ…

エヴィラム

なにがちょろいだ…

エヴィラム

ふざけるな!!

ユイ

(落ち着いて)

焦ってエヴィラムが銃を乱発しながら接近してくる

ユイ

っ!

ユイ

(落ち着いて、あれしよう)

バク宙でエヴィラムの回し蹴りを避け、

着地と同時にナイフで攻撃をする

俊敏性と動体視力を活かしたナイフの攻撃、ユイのお家芸とも言える手法だ

エヴィラム

がっ…

銃撃で左肩を負傷、先程のナイフで頭に切り傷を与えられたエヴィラムも仕掛ける

ユイ

ユイ

(これで終わらせる)

急接近しナイフを胸部に突き刺す

エヴィラム

ぁゔが…

エヴィラム

エヴィラム

お"ら"ぁ"!!!!

ユイ

!?

ユイ

(な、なんで…!?なんで!?)

ユイ

っあ!

右寄りの胸部にナイフを突き刺されても無視してユイを蹴り飛ばし馬乗りになる

ユイ

(死んでるはず…なんで…)

ユイ

な、なんで…!?

ユイ

(なんでなんで?)

上に乗られ両腕を押さえつけられたユイは攻撃ができない

エヴィラム

俺は…殺す

ユイ

っ…!離せ!

ユイ

(な、やばい…)

エヴィラム

お前を殺すんだよ

ユイ

は…?

エヴィラム

くそがっ!!

ユイ

うあっ!!

ユイ

(体格差…)

ユイ

うっ…!

体格差だけはどうにもならず、両腕を片腕で抑えられたユイは顔面をエヴィラムに殴られる

ユイ

や、やめ…っあ!

ユイ

げほっ…こほっ…

ユイ

んぁっ!

ユイ

ぁ、ぁぅ…

ユイ

(い、意識が…全身痛い…)

エヴィラム

ら…す…

ユイ

(…し、死ぬ…)

ユイ

(動きが…止まった)

ユイ

倒した…

うおおおお!!!!

俺らを守ってくれる方が勝ったぞ!

ありがとー!!!!

けどこの人も人殺してるし…

例の反社グループ倒しの対立でしょ?

こいつも襲ってくるぞ…!

ユイ

(酷いな…)

ユイ

(こんなにして守ったのにな)

ユイ

(まぁ…あの人たちは知らなくていい)

ユイ

(よかったね、生きられて)

ユイ

(私も嬉しい)

ユイ

はぁ…疲れた…

ユイ

あ、

ユイ

(そう…だ…保護対象は女の子を親のところまで連れて行けたかな)

ユイ

(まだ声がしないってことは途中か)

ユイ

(あ、エリナのところにいかなきゃ)

ユイ

(シキも…)

ユイ

いかな…きゃ…

あいつも死んだのか?

よ、よくわからないけど助かった

ユイは多くの野次馬がいる中1人も犠牲を出さずにエヴィラムを撃破した、

ただユイは直後意識を失った

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