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あの夏が飽和する

あの夏が飽和する

「あの夏が飽和する」のメインビジュアル

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「物語練習」あの夏が飽和する〜主の解釈

♥

30

2021年08月16日

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N

これは主の練習です( ˙-˙ )

N

主、物語書くと脱線すること多いから♡

N

その題材として「あの夏が飽和する」
を選びました!

N

良ければ見てってね、

雨柊uto

昨日人を殺したんだ。

涼羽ryou

(…?!)

彼女はそう言っていた。

6月下旬の梅雨時

彼女はずぶ濡れのまま、 部屋の前で泣いていた。

涼羽ryou

冗談…だよな?

雨柊uto

夏が始まったばかりというのに、 彼女は酷く震えていた。

これは、そんな話で始まる

あの夏の日の記憶だ_。

雨柊uto

殺したのは隣の席の
いつも虐めてくるあいつ。

雨柊uto

もう耐えられなくて

雨柊uto

辛くって…生き苦しくって
嫌になったの。

雨柊uto

私は、抵抗しようと肩を突き飛ばして
そしたら、打ち所が悪くって…

雨柊uto

もう、ここには居られないと思うし

雨柊uto

どこか遠い所で死んでくるよ。

涼羽ryou

それじゃあ、俺も連れてってよ

雨柊uto

…?!

涼羽ryou

遠い所に着くまでは生きなきゃだろ?

涼羽ryou

必要な物準備しようぜ…ニコッ

雨柊uto

うん。

涼羽ryou

財布と…ナイフ

涼羽ryou

携帯とゲームも鞄に入れて

涼羽ryou

いらないものは全部壊していけばいい。

涼羽ryou

(あの写真も、あの日記も
今となっちゃもういらない)

こうして、人殺しと駄目人間の 旅がはじまった。

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