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中也と並んでソファに座り 暖かい部屋の中からぼんやりと雪を眺める

「もう直ぐクリスマスだな…」 と思ってふと気が付いた

太宰

…あれ

太宰

今日って、クリスマスイブか

もう直ぐではなく明日であった

中也

…あぁ

中也

そう云えばそうだな

テレビを見ていた中也がカレンダーを見て頷く

太宰

クリスマスねぇ

太宰

如何しようかなぁ…

中也

?何かすんのかよ?

太宰

いやプレゼント

太宰

一応恋人だし?

太宰

何か中也に渡そうかなって

中也

へぇ…?

太宰

欲しいものある?

中也

そうだなァ……

ワインか、お洒落な帽子か、…

たっぷり時間を掛けて悩んだ末に出した案は私の予想を遥か裏切るものだった

中也

あ、そうだ

中也

俺が欲しいプレゼントの前に、俺から太宰にプレゼントやるよ

太宰

…え、うそ?!

中也

取ってくるから待ってろ

太宰

うん…!

爆弾か何か仕掛けの物かと一瞬疑いが頭を過ぎったが

流石に中也もクリスマスの日に其れは無いだろうと思い消えていった

太宰

(何かなぁ…)

乙女のように胸をドキドキさせて待っていると、 中也が包装された箱を抱え帰ってきた

大きさは丁度良い位だ

太宰

…開けていい?

中也

どうぞ

太宰

……

鼓動が早くなるのを全身で感じる

箱を開け、包まれている袋を開け そして出てきたのは__

太宰

……サンタ、の…服…、?

太宰

しかも、此れって…

中也

嗚呼

中也

女性ものだぜ

男性が生涯着ることはないであろう

赤が特徴的なもこもこの長袖に フリフリのミニスカート、サンタ帽子

そして長い黒靴下…

絶対に太腿が見える服装だ

此れがプレゼントと云うことは__

太宰

……私に、此れを着ろと…?

中也はにやりと笑って私の顔を見る

中也

其れが、俺が欲しいプレゼントだ

詰まり、サンタのコスプレをした私が欲しいと……

太宰

…な…っ、//

中也

俺は未だサンタが来ることを信じてるからなァ?

太宰

…其れって……

中也

今日の夜が待ち遠しいな

…今年最後のピンチ

太宰

…中也寝ててよ?

中也

寝てたら見れねーだろうが

太宰

でもサンタは寝てる時に来るものでしょう?

絶対起きてそうだが 若しかしたら寝落ちしてくれるかもしれないと少しでも希望を探す

中也

…じゃあ、寝といてやるよ

中也

ちゃんとプレゼント置いとけよな

太宰

…判ったよ……

中也

楽しみにしてるぜ…♪

バタン_

太宰

はぁぁ……

如何したものか…

私がこんなものを着たって何にも成らないじゃないか…

中也は何を考えてるんだ…

太宰

(嫌だなぁ…)

プレゼントを眺めながら中也の言葉を思い出す

太宰

…ん?

『ちゃんとプレゼント置いとけよな』

太宰

……あれって…

太宰

(中也の枕元にずっと居ないといけないってこと……?!)

あれから一日が早く過ぎたように感じた

太宰

(もう夜中…)

今の時刻は深夜1時30分過ぎ

中也はもう寝室へと行ってしまった

太宰

(もう寝たかな…)

太宰

(いや起きてるかな、)

そして私はと云うと__

寝室の前て佇んで居た…

太宰

(…サンタ…着てみたものの)

太宰

(人に見せては行けないような気が…)

真逆のサイズはピッタリだった 中也が買ったものだから…まぁ、そうか…

だが何時も見せない太腿が丸見えで変な感じがする

スカートなんてこの先絶対履かないだろう

太宰

……

もうかれこれ10分程ドアの前をうろちょろしている

太宰

…、………

太宰

(…っ、)

太宰

(えーいっ、もう如何にでもなれ!!)

ガチャ_

やっとの事で寝室のドアを開ける

太宰

(……電気付いてない)

太宰

(いや、寝てるふり?)

そっと中也に近付いて顔を覗いてみると長い睫毛が良く見えた

太宰

(…あれ)

太宰

(本当に寝てる…?)

太宰

…ちゅーやー、?

念の為名前を読んでみる

返事は帰ってこない

太宰

(…何だ…折角着たのに…)

安堵と共に少し寂しいと思ってしまった

太宰

……可愛いサンタさんがプレゼント届けに来ましたよー…、…

太宰

…なんて、

太宰

(…云っても、起きないか……)

すると突然_

太宰

…?!

腕が引っ張られ布団の中に入ってしまった

拍子に目を瞑ったが、次の瞬間目を開けると中也の顔が目の間にあった

中也

本当に可愛いサンタだなァ

太宰

っ!??//

太宰

…ちゅ、中也…起きてたの、?!

中也

当たり前だろ

太宰

…じゃあ、…

太宰

…全部、

太宰

さっ、き…のも…聞いて…、っ////

思い出すだけで顔が赤くなる

中也

勿論

中也

最高のプレゼントだな

太宰

……~~~っ…////

恥ずかし過ぎて声も出ない

中也

手前本当に可愛いなァ…?♡

太宰

う、うるさい…っ、!///

太宰

ちゃんと服来て着ただけ良いでしょっ!

中也

嗚呼

中也

やっぱり、誰が着るより似合ってる

中也

1番可愛いぞ

太宰

…、っ////

太宰

な、何で…そんな

中也

ん?

太宰

何時もこんなに可愛いなんて、云わないじゃない…

中也

其れは手前が怒るから

中也

毎秒俺は思ってるけどな?

太宰

…もう、云わなくて良いってば…、!!////

普段云わない中也の甘い言葉が余計に羞恥を誘う

太宰

…、もう良いでしょ…

太宰

私は着替えて来るから__

ベッドから抜け出そうとした瞬間

中也

…未だちゃんと見てねーよ

中也に押し倒された

太宰

見ないで、良いよ……

私の言葉は聞こえていないようで 目に焼きつける様にじっと見詰める

中也

…手前

中也

ちゃんと飯食ってんのか?

太宰

…え?

中也

細ェ

中也の冷たくて細い指が曝けている太腿を謎る

太宰

…、っ…いつも…一緒に

太宰

食べてるでしょ、…ッ

お腹を辿って首筋を、そして耳に触れる

太宰

ぁ…ッ…、…

思わず声が漏れる

中也

耳弱ェのは変わってねェんだな

私の反応を見て少し嬉しそうに微笑する

太宰

…、うるさい…

悔しくなって目線を逸らす

中也

太宰

言葉に続いて口を塞がれる

チョコレートも蕩けるような甘いキスで部屋が包まれいく

太宰

……ちゅうや、

中也

ん?

太宰

…メリー、クリスマス…

火照った顔で目を潤しながらそう云う太宰はイルミネーションより綺麗で愛らしかった

中也

…嗚呼

中也

メリークリスマス

中也

今夜は長くなりそうだな

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コメント

23

ユーザー

待って発狂しながらティッシュ握り潰してたんだけど !そうか!次の体力テストは中太を思い浮かべればいいんだ!(たぶん違う)

ユーザー

まって、私もまだサンタ信じてるから、あの、お願いします

ユーザー

最高のクリスマスプレゼントでは無いですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁグフフフフフフフ鼻血が止まらn(

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