中也と並んでソファに座り 暖かい部屋の中からぼんやりと雪を眺める
「もう直ぐクリスマスだな…」 と思ってふと気が付いた
太宰
太宰
もう直ぐではなく明日であった
中也
中也
テレビを見ていた中也がカレンダーを見て頷く
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
中也
ワインか、お洒落な帽子か、…
たっぷり時間を掛けて悩んだ末に出した案は私の予想を遥か裏切るものだった
中也
中也
太宰
中也
太宰
爆弾か何か仕掛けの物かと一瞬疑いが頭を過ぎったが
流石に中也もクリスマスの日に其れは無いだろうと思い消えていった
太宰
乙女のように胸をドキドキさせて待っていると、 中也が包装された箱を抱え帰ってきた
大きさは丁度良い位だ
太宰
中也
太宰
鼓動が早くなるのを全身で感じる
箱を開け、包まれている袋を開け そして出てきたのは__
太宰
太宰
中也
中也
男性が生涯着ることはないであろう
赤が特徴的なもこもこの長袖に フリフリのミニスカート、サンタ帽子
そして長い黒靴下…
絶対に太腿が見える服装だ
此れがプレゼントと云うことは__
太宰
中也はにやりと笑って私の顔を見る
中也
詰まり、サンタのコスプレをした私が欲しいと……
太宰
中也
太宰
中也
…今年最後のピンチ
太宰
中也
太宰
絶対起きてそうだが 若しかしたら寝落ちしてくれるかもしれないと少しでも希望を探す
中也
中也
太宰
中也
バタン_
太宰
如何したものか…
私がこんなものを着たって何にも成らないじゃないか…
中也は何を考えてるんだ…
太宰
プレゼントを眺めながら中也の言葉を思い出す
太宰
『ちゃんとプレゼント置いとけよな』
太宰
太宰
あれから一日が早く過ぎたように感じた
太宰
今の時刻は深夜1時30分過ぎ
中也はもう寝室へと行ってしまった
太宰
太宰
そして私はと云うと__
寝室の前て佇んで居た…
太宰
太宰
真逆のサイズはピッタリだった 中也が買ったものだから…まぁ、そうか…
だが何時も見せない太腿が丸見えで変な感じがする
スカートなんてこの先絶対履かないだろう
太宰
もうかれこれ10分程ドアの前をうろちょろしている
太宰
太宰
太宰
ガチャ_
やっとの事で寝室のドアを開ける
太宰
太宰
そっと中也に近付いて顔を覗いてみると長い睫毛が良く見えた
太宰
太宰
太宰
念の為名前を読んでみる
返事は帰ってこない
太宰
安堵と共に少し寂しいと思ってしまった
太宰
太宰
太宰
すると突然_
太宰
腕が引っ張られ布団の中に入ってしまった
拍子に目を瞑ったが、次の瞬間目を開けると中也の顔が目の間にあった
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
思い出すだけで顔が赤くなる
中也
中也
太宰
恥ずかし過ぎて声も出ない
中也
太宰
太宰
中也
中也
中也
太宰
太宰
中也
太宰
中也
中也
太宰
普段云わない中也の甘い言葉が余計に羞恥を誘う
太宰
太宰
ベッドから抜け出そうとした瞬間
中也
中也に押し倒された
太宰
私の言葉は聞こえていないようで 目に焼きつける様にじっと見詰める
中也
中也
太宰
中也
中也の冷たくて細い指が曝けている太腿を謎る
太宰
太宰
お腹を辿って首筋を、そして耳に触れる
太宰
思わず声が漏れる
中也
私の反応を見て少し嬉しそうに微笑する
太宰
悔しくなって目線を逸らす
中也
言葉に続いて口を塞がれる
チョコレートも蕩けるような甘いキスで部屋が包まれいく
太宰
中也
太宰
火照った顔で目を潤しながらそう云う太宰はイルミネーションより綺麗で愛らしかった
中也
中也
中也
コメント
22件
まって、私もまだサンタ信じてるから、あの、お願いします
最高のクリスマスプレゼントでは無いですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁグフフフフフフフ鼻血が止まらn(
んふふふふ((きも、いや、ちょっ、その太宰さん僕も見たいんですが!?ち、ちゅうやぁ、見たい…あ、これ見たらタヒぬやつですね分かります()最高でしたァ!耳弱いの最高すぎぃ!└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘