自己満足なイラスト紹介♯4

夢羅衣街のとある区域。

その区域の名前は、『ムーンウィーン地区』

その区域は夜の時に活発的に街の動きを見せ、毎晩のように祭りが行われているという

人々から遠ざけられてきた人ならざる者の最後の場所。そこで毎晩、宴のように行うハロウィンはその住人達の楽しみの全てであった。

周りから浮き上がる地区。

そこには目を引くような個性的な住人が居たのでした......

ハプティちゃん 17歳

農家が栄えていた小さな農村で暮らしていた女の子。

大人になる為の儀式である『迷い森の外れのカボチャ庭園からカボチャを取ってくる』試練の途中、あちら側へ連れていくと噂されるジャック・オーランタンに捕まる。

見込みのある人間、として見られ、何故かこの地区へ連れてこられた。

ジャック・オーランタンの住処である『パンプキンガーデン』を護るプリンセスとして現在進行形で生活中

生活に不自由はなく、そこそこに元気にやっているが、元いた村へ帰る方法は探し続けている。

お菓子作りがとても得意。ジャック・オーランタン達や、住人達に手作りのお菓子を振舞っている。好物はモンブランとピーチティらしい...

裏設定 カボチャを取りに行った際、『お化けに殺された』としか言い様のない姿へとなって、孤独死している所を発見される。カボチャのツタに絡まって倒れている状態で、恐らく『体内の栄養分を急激に奪われた』と考えられる。

本人は死んだことを理解しておらず、お化けに連れてこられたとしか思っていない...

シュガーちゃん 17歳

地区内の霊園に住み着く成仏の出来ない浮遊霊。気弱でボソボソと喋ったり、目の下のクマ、爪を噛んだりすることから『メンヘラの出来損ない』と霊園内の幽霊にからかわれる。

本人曰く、唯一の友達は霊園のゴミとホコリとハプティだけ、らしい...。自分と全く同じ感じでこの地区のことが分からない者同士として仲良くしている。

幽霊らしくない服装と、両腕からぶら下げている輸血パックが特徴。片目にかけて包帯をつけているが、理由は不明。過去に事故があったらしいが...

嫌いな言葉はボッチ。 好きな言葉は仲間。

裏設定 とある街の病院で亡くなった原因不明の病気を患っていた少女。現代医学の進歩のために、ただ生かされる毎日に嫌気がさし、体に繋がれていた栄養分の輸血パックのチューブを自ら取り......

黒 (シロ) 年齢 11歳

自由気ままで好奇心旺盛な黒猫。化けて、人間になれた。地区内の街中をぶらぶら散歩をしたり、悪戯したり、と退屈しない毎日を過している。

ゴミ山とレストラン裏路地によく行って、がらくたを探すのが趣味。面白いものには特に興味がひかれる。大好物はマグロのお刺身と、ツナ缶。

この地区にいる理由を知らず、ただ元いた世界ではないという事だけ理解している。自分と仲の良かった飼い主を探す手がかりも探している。

鈴のボンボンと、黒いパーカーを着込んでいる。耳が生えているかどうか微妙だが、尻尾だけは残っている。

裏設定 短大生の家で飼われていた愛猫。飼い主の帰りを待ちくたびれて、探しに行った際に道路を大きく外れたトラックに轢かれてしまった。飼い主の事を今でも探している...

アンズ 19歳

酷い有様、と言わんばかりの見た目だが、中身は可愛らしい乙女...お茶目で食いしん坊な少し変わったゾンビ。地区に迷い込み、街のマンションに一人で暮らしている。料理がめちゃくちゃ上手い

片目は付けられなかったから髪留めとして使い、別個の意志を持って取れてしまった片方の腕とは驚きもせずに共同生活。慣れが凄まじい様子。

生前付けていた、ピン留めやエプロンなどがそのまま残っている。本人は目覚めたらゾンビになっていた、と語る。頭部から血が流れていたりしてるが細かいことは気にしていない(細かくない)

黒 とは仲が良く、アテが無い 黒 を家族のように向かい入れ、たまにアンズの家でお泊まりしたりする。ショートケーキが好き

裏設定 黒 は実際に飼っていた猫。目の色が珍しい白色の黒猫が捨てられていて、それを拾い、共に生活していた。黒と書いてシロと読むのは、『黒猫なのに白い瞳を持つから』というのが理由。黒 が事故にあったトラックだが、その事故前に帰宅途中のアンズを轢いてしまっている。本人は死んだことをぼんやりと理解しかけている...(マジでぼんやり)

互いに家族の関係だったことは覚えていません。

3○1号室 ディア・ビースタント 性 女 年齢16

奇食性肉食限喰病

肉しか喉を通らない。肉を摂取しなければ、患者は焼けるような激痛に襲われる。肉以外は食べることは出来ない。人肉は特に大好物。当患者は、肉を食べないと暴れるため、拘束具が必要。

3○2号室 ホルン・アークポット 17歳 男

病名 奇食性液体限喰病

液体しか喉を通らない。それ以外は吐き出してしまう。液体しか摂取しないため、髪が液体状になってしまっている。また、常に嘔吐が出るため、栄養失調気味である。

3○3号室 マシュー・フローレンス 18歳 男

病名 奇食性植菜限喰病

野菜、果物以外喉を通らない。食べ物の概念が1番なく、木まで食べてしまう。その原因で、片顔から樹木がデキモノのように生えてしまい、切除が難しい状況下にある。また、髪は完全に栄養を与える苗床になってしまったらしく、1部は枝と化し、林檎やラデッシュ、玉ねぎなどが生える。太陽のある外へ出すと、植物の成長を催促させるため、外へは出さないように。