恐怖症シリーズ

低所恐怖症

昔から低いところにいるのが怖かった。

空を見上げると、あ、遠いなと思ってしまう。

そのせいで学校には行けていない。

行けない。

こうやっていつ過呼吸が起きるか分からない。

毎日怯えてばっかだ。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

リエーフは俺の幼馴染みだ。

いつも助けてくれる。

俺の救いだ。

、、つまんなぃ。

でも、、外にはでたくない。

くるしい。

放課後。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

リエーフが来てくれる日は外に行く。

ちょっとだけでも太陽を浴びないとと、毎回リエーフに言われ、仕方なく行く。

ﾊﾞｯ

ちょっと、、楽しみ、ｯ。

次の日。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

みんな、、かっこいい。

たかい。

きれい。

ぉれも、、飛んでみたいなぁ、、。

それから俺は学校が行ける日があるとリエーフにおんぶしてもらいながら登校している。

ちょっとずつ、みんなからバレーを教わり、少しだけできるようになった。

ちょっとずつだけど上手くなれてるかな。

まだ、自分で歩くことや低いところには居れないけどみんなが居れば俺は大丈夫な気がする。

だからそんなに心配しなくていいのかも。