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この物語はフィクションです。 実在する人物とはなんの関係も ございません。

僕の心情

ごめんね

別れよ

いきなりのことだった

玲於

え……?

頭が真っ白になり、声が思うように 出てこない

本当にごめんね

大好きだったよ

そういって渚は屋上から 走り去っていった

1人残された静かな屋上には 心地よい春の風が吹いていた

玲於

ずっと好きでした

玲於

こんな俺で良ければ付き合ってくれませんか?

……!

はい…!喜んで!

俺は、高校に入学した時から渚を目で追っていた

同じクラスで席は前後、 入学式の新入生の挨拶で 堂々としている姿から、目が離せなかった

春、クラス替えの前に思いを伝えたい。

思いさえ伝わればそれでいい。

そう思っていたから、まさかの返事に 驚きが隠せなかった

玲於

え…いいの?

いいに決まってるじゃん!

私も、ずっと玲於くんのことが好きだったんだよ?

玲於

…!?

胸がとくとくとなる

猛烈に顔が熱くなるのが分かった

熱中症で倒れるのではないかと思うくらい、熱を発していた

玲於

じ、じゃあ

玲於

これからもよろしくね

うん…!

幸せだった

生まれてきて良かったとすら思った

なのに

気がついたら、俺は通学路を歩いていた

玲於

なんで…振られたんだろう

必死に考えた

俺に愛想が尽きたのかな

他の人のことを好きになってしまったのかな

考えれば考えるほど涙が溢れそうになる

明日、渚に聞こう

そう思い、無気力のまま帰路を歩いた

クラスメイト

ガチでヤバくない……?

クラスメイト

それな……

クラスメイト

え、ねぇ聞いた?

クラスメイト

聞いた聞いた…

騒がしいクラスの声に耳を傾ける

渚の声はまだしていない

クラスメイト

お、玲於…おはよう…!

玲於

あ…うん、おはよ

玲於

みんなどうしたの?

玲於

なんか、ざわめいてるけど

クラスメイト

まだ知らないのか

クラスメイト

えっとな

クラスメイト

渚が、家族と心中したらしい

玲於

………は?

突然の事で頭が追いつかない

渚が…心中した?

玲於

それ、本当なのか…?

クラスメイト

ああ。

クラスメイト

クラスに田中ってやつがいるじゃん?

クラスメイト

そいつの父、警察らしくてさ

クラスメイト

ちょうど昨日、調べに言ったらしい

玲於

………

俺は、荷物を置いて屋上に向かった

クラスメイト

おい玲於!!

玲於

渚が死んだ…?

玲於

嘘だよな

玲於

嘘…だろ?

玲於

嘘って言ってくれよ…!!

前が謎の水でぼやけて見えなくなる

俺は自分の心が落ち着くまで…

拳から赤い液体が零れるまで 地面を殴り続けた

玲於

なんでなんも言ってくれないんだよ…!

玲於

相談も

玲於

愚痴も

玲於

そんなに俺は頼りなかったのかよ…!

今そんなことを言ったところで何も変わらない

そんなの分かってる

なのに、俺の口は勝手に動くんだ

玲於

頼れよ…!

玲於

頼ってくれよ……!

叫びにならない音が響かず止まる

あれから何時間経ったのだろうか

何度も予鈴、本鈴が鳴る

戻らないといけない。

そう思っても、俺の身体は動かない

疲れ果てた俺は寝てしまった

次回をお楽しみに

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